今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

一級ボイラー技士試験合格

「ボイラー技士」の検索結果 - 今日の一語り(はてな Ver.)で検索される語りで語ったように、先日、二級ボイラー技士の免許を取得した旨を語ったところだ。

 二級ボイラー技師免許を得るためには、試験合格の要件と、講習修了の要件の二つが必要である。試験は講習前に受けてもその後に受けてもかまわない。

 私は3日にも及ぶ講習を受けてから試験と言うよりは、試験に受かってしまってからの方が気が楽かということで、独学で試験合格後、講習を3日間受けて免許をもらったわけであるが、二級ボイラー技士の免許をもらうと、一級ボイラー技士試験の受験資格がもらえる。

 もっとも、一級となると試験は受かっても、免許をもらうために、一級ボイラー技士が取り扱うのに相当な大規模な施設での実務経験がなくてはならないため、試験合格まではしても実務経験がなければ免許はもらえないわけなのだが。

 ボイラー自体が高機能化し、伝熱面積が小さくてもそれなりの蒸気なり温水が出せるようになっている昨今、一級ボイラー技士相当の大規模施設が少なくなってきており、試験は受かっても免許はもらえない事例は多々あるように聞いている。

 とまれ、埼玉に講習を受けに行った時に、埼玉のボイラー協会の方から、二級まで取ったなら、記憶が新しいうちに一級の試験合格までしてしまうことを講義されて、なるほど、それはそうかも・・・ボイラーってなに?というところから、試験合格し、大変だった三日間の講習を受けたのだからと、神奈川への出張試験(ボイラー試験は、通常は、関東であれば千葉県の市原市にあるセンターまではるばる受けに行かなければならないが、一年に一回くらい各都道府県に出張して試験をしてくれるのだ)を7月終わりに受けに行っていた次第。

 出張試験は、センターでの試験に比べ難しいことが多いと聞いていたが、過去問をかなり繰り返して、がっちり勉強していったので自信はあったのだが、なるほど、難しいと言われる出張試験。初見問題や、明らかにケアレスミスをしてしまった問題が直後に分かるなどへこむ状況が散見され、受かっているかなぁ・・・と一抹の不安が残った次第。

 だから、先日、受かっていることを知った時、とてもうれしかった。

 前述のように、試験合格はしても実務経験がなければ免許はもらえない。だから、二級ボイラー技士のまま。強いて言えば二級ボイラー技士(一級合格)ってところか。

 実務経験を積めば・・・これが相当難しく、そんなに大きなボイラーがそんなにないことから未経験者を雇ってくれるほど余裕のあるそういう施設もないことが多いわけだが。でも、相当大きなボイラーを扱える資格である事は確か。

 でも、資格マニアなだけじゃないかという話もあろうか。
 食べられない資格を取ってもどうなのと言われることだって多々ある。

 しかして、正直、勉強って何か目標がなければしないし、そして、合格という形で知識の道標が残るなら最高じゃない。

 あぁ、こうやってでっかいビルが暖められているだなぁってボイラーの勉強を通してよく分かったりしたわけで。

 だからさ・・・別に、医師や薬剤師とか、司法試験とかだけじゃなくてさ・・・人生の勉強の道標としての資格取得ってあっていいんじゃないかな。

 あとさ、温泉銭湯とか大好きな私がボイラーの知識があったらもっとそれらを楽しめるさ。

 ってことで、まぁ、うれしいわけだよね。さて、次はなにを勉強しようかな。