今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ボイラー実技講習(三日目、最終日)

 一昨日、昨日に引き続きボイラーの実技講習を受けに埼玉県まで行ってきた。
 今日も日曜日で休日で、電車が空いているのはいいのだが、30分早めの始まりの工場実習だし、昨日までの会場より少し遠くなったので、すごく早く出た感じ。
 でも、結構ぎりぎり。やはり遠い。

 大正製薬の大宮工場にて、実技講習の中でも実習が入るのが最終日なので楽しみにしていたわけだが。
 でも、午前中は座学中心。同じく、スライド等にて。大正製薬の設備部門の部長さんが講師で、この方は日本ボイラー協会埼玉支部の理事もしているようで、今までで最も理論的な説明だったかと思う。しかし、結局、言っていることは一昨日、昨日と同じことでもある。それくらい、ボイラーというのは間違いがあってはならない部分が多いということだろう。
 しかし、さすが現役の工場関係者だけに、話が新しいというか、今のボイラー事情を話してもらえて参考になる。

 午後は、ボイラーのモデルで動作訓練。このへんから本当に実習という感じ。
 モデルでの訓練が終わったら、次は、本当の現場の見学。本当に今まさに現場にいる方から非常に実践的な講義を受ける。とても大きなボイラーがあって、すごいなぁと。
 現場の方からは、ボイラーは3日間も講習をして、試験もあるというのは、ボイラー自体圧力がかかり、圧力がかかるからこそ温度も100度を超え、それが破裂しようものならとても危険であるからこそ、かように知識や技能を身につけることが法定されているのだと言われ、その通りだなぁと身体で感じさせられた。
 圧倒的に大きいボイラーを見ながら、熱というのは非常に重要なエネルギーであり、そのエネルギーを求めて戦争にさえなるくらいであるからして、そのエネルギーを扱うのは重要なことながら、エネルギーというのは原発の例を引くまでもなく使い方を誤ると人間を傷つけるものでもあるからして、知識が必要なのだと。

 初日の講師は、セメント関係のOB、二日目の講師はトラック工場のOB、今日は製薬会社の工場において。

 どの講師からも、ボイラーというのは便利ではあるものの、圧力と熱がかかる危険なものであるからして、知識が必要で手順をきちんと守るようにとの教えを繰り返したたき込まれた3日間だと思った。

 なんとなく知識先行で試験に受かってからだったから、安心して講習は受けられたが、非常に重要な資格だったんだなぁと再認識しながら、自らが取った資格の重さを感じながら、3日間、やはり疲れたが充実感が大きかった。

 帰ってからは一杯やった次第。

 大正製薬というのは、この大宮工場で医薬品等の薬とか、それ以外の薬、ドリンク剤・・・そう、大正製薬の代表製品はリポDとかだがを作って、あとは同じ埼玉の羽生工場でドリンクを、また、岡山でもドリンクを作っているらしい・・・とか、そのへんの周辺知識も教えてもらいながら、充実感を持って帰ってきた次第。

 これで、ようやっと、二級ボイラー技士の免許がもらえるなぁ(^-^)