今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

映画「ブリッジ・オブ・スパイ」が面白かった

一番好きな映画 - 今日の一語り(はてな Ver.)、2004年の語りだからもう10年以上前の語りだが、そこで映画「アンタッチャブル」が好きだということを語っている。
 動画配信サービスで久しぶりにアンタッチャブルを見ていたら、やはり迫力があるし、飽きずに見てしまった。何度も見られる映画はやっぱりいい映画だよね。

 そんなことを思っていたら昼過ぎ。もうどこかにお出かけと行っても遠出は難しいなぁと思っていたら、そう言えば、アンタッチャブルのような、ちょっと昔を描いた映画で見たいものがあったのを思いだし、妻と連れ添い映画館へ。

 最近は映画館に行くこともほとんどなくなっていた。週日がとても忙しいということもある・・・仕事でね。そうなるとエネルギーがそこで費消され、週末もどこかに出かけて終わったりする。映画というのは2時間なりかかるのでね。

 しかし、機能までの疲れもあって出足が遅れた今日は、映画館に行くというのはいい選択であろう。


 今日見た映画は「ブリッジ・オブ・スパイ- Yahoo!映画。米ソ冷戦時代のベルリンの壁を挟んだ捕虜交換を仲介した弁護士を描いた映画。実話に基づいているらしい。

 わたし的にはとても面白かった。ただ、これが若い世代にはわかるのかなぁと思った次第。
 私が幼き頃は冷戦は厳然と存在したし、ベルリンの壁もあった。ソ連という共産圏があったからこそ、そのへんの知識もあり、成人後、初めて渡った外国はロシアのサハリンであったが、その頃はソ連ではなくロシアであったが共産圏的雰囲気は多分に残っていて興味深かったことを思い出す。

 そのような意味で、冷戦下の緊迫感を描き出したこの映画の迫力はひしひしと感じられたし、そこでの悲哀もよく分かった次第。だからこその迫力を感じたが、若い世代にはそのへんはわかり得ないかもしれないなぁとか思った。

 トム・ハンクスさんが主演。妻と結婚前に映画館で見た映画がやはりトム・ハンクスさん主演の「ターミナル」であったことを思い出すとなんか奇な縁を感じる次第。