今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

東西境界に興味を持ち続けてきた私が思うロシアのウクライナへの軍事侵攻

今は電車内でテレビが流れる時代だ。昭和40年代生まれに私からすると未来きているなと感じる。

テレビは家庭の居間に一台。父親が野球を見ていれば他の番組に変えるなんてできないチャンネル権争いもあった時代だし、そもそも目に良くないしテレビなんか見ていると勉強しないからとテレビも見させてもらえなかったくちだから、テレビ自体高級品だ。

 

それが残業帰り、ニュースなんかが電車で見られるとは、まぁ高級品がこんなところにという感覚だが、疲れているところで見たくないものだってある。

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 こちらのニュースなんて特にそう。

 東西冷戦真っ只中で生まれ育ったが、幸いにも、朝鮮戦争を間近に見たわけでもなく、キューバ危機も僕が生まれる前だ。

 ただ、ソ連崩壊なども目の当たりにして、やはり東西冷戦は無視できないことだった。だから初めて渡った外国が、その頃住んでいたのが北海道だったから、サハリンで、ロシアだったんだと思う。

 そのロシアがウクライナに軍事侵攻し始めたと。

 本当に残念だ。

 東西の境界には興味が尽きず、私が外国に行ける経済力を持った時にはベルリンの壁も無くなっていたから、サハリンに渡り、東西境界を感じたり、また、今も現存する東西境界たる韓国と北朝鮮の境界、38度線に間近に触れに行ったこともある。

 

small-editor.hatenadiary.jp

 こういう侵攻が始まると、ウクライナ東部にまた東西の境界ができるのだろうか。

 キューバ危機の時は、アメリカのケネディソ連フルシチョフ、両巨頭の英断で未然に防げた。ケネディの見事な文民統制は後から学んだ私もすごいなと思った次第。

 

 歴史を鑑みるに、軍事侵攻が始まり、本格的に衝突すると、朝鮮戦争のようになり、拮抗線としての38度線のような壁が できてしまうんじゃないか。それを危惧する。

 

 東西境界に興味はあるがそれができてほしいわけではなく、それはない方が良いがどうしてできてしまったのか考えるために行った感じだから、今回の動きはやはり残念だと思う。

 

 スイスのように拮抗点としてウクライナが独立できていればよかったのにと思わざるを得ない。

 

 うまく、収束してほしい、切に願わざるを得ない。