今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

長崎原爆の日に原子力を考える

 昨日は、千葉は南房総の館山まで見事な花火を見に行ったという遠出であったためかなりの夜更かしになってしまったが・・・長崎原爆の日である今日、投下時刻の11時2分には起き出していられた。

 黙祷をすることができた。また、長崎市長の原爆平和宣言を聞き、今年は家訓兵器廃絶のみならず、原子力発電所への依存からの脱却を訴えていたと思われる。
 被爆という観点では、平和利用であっても、そうだなぁという思いがある。

 実際、関東在住の私、今でも安心なのかどうかも定かならずなれども・・・東日本大震災による福島原発事故に関しては未だに不安は否めない。その意味でも、被爆ということを身体で感じられる平和宣言だった気がする。

 原子力・・・諸刃の剣である・・ということは自明であるが、本当に諸刃の刃であるなぁと感じた次第。

 原爆という大量殺戮兵器にもなる原子力・・・その平和利用というのが虚構であるのか否か・・・本当に難しいなぁと感じた次第。原子力でない効率的なエネルギー源があれば、それに越したことはないのだが。


 ともあれ、原子力を人殺しのために使うというのは絶対にだめである。核兵器はあってはならないものである。それは、迷いなく心底思った。