今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

セミの鳴き声と広島原爆の日

 今日は広島原爆の日。原爆投下時刻の8時15分、今日は家にいることができたので、黙祷を捧げることができた。

 原爆投下の日、広島は猛暑だったと聞く。私自身、広島を訪れた時、やはり夏だったので暑かった。色々な都市を回ってきたが、広島のように平面が広い所は暑いのは常だ。

 地球温暖化もあり、最近、猛暑だ。今日も暑い。

 テレビでNHKをかけて広島平和記念式典の様子を聞きながら投下時刻に黙祷を捧げたのだが、外のセミの鳴き声がかなり耳についた。

 8月の猛暑とセミの鳴き声はセットとも言えよう。

 セミの鳴き声を聞きながら、原爆の日を思った。

 コロナ禍で平和とは言えぬものの、戦争がないという意味での平和はここにある。その平和の尊さを感じてやまない。

 中年で体力の衰えと共に暑さは応える。セミの鳴き声も暑さを呼ぶようで疲れる部分はあるが、そんな時の原爆投下は犠牲者、被爆者はいかばかりのと思うにたまらない思いになる。

 原爆犠牲者に哀悼の意を表すとともに、この戦争のない平和が続くことを願う次第。