テレビばっかり見て、少しは勉強なさい!!
まぁ、親が子どもに叱責する代表的な言葉だと思われる。
確かにテレビというメディアは、一方的に情報が提供されるものであるし、それをただ受動的に受けるだけ・・・そう刺激を受けるだけというのは、主体的に思考していく姿勢の情勢には最も対立的に働く要素であるからして、伸び盛りの幼少期にテレビを控えよという親の指導姿勢はもっともとも言えよう。
私もテレビを見させてもらえなかったくちであるので、だからこそ本を読んだりしていた。テレビがない代わりに本はたくさんあった書斎を勉強部屋としてあてがわれていたからだ。
それはそれで悪いことではなかったと思うし、だからこそ今の私があると思うが・・・もう40を迎えんとしているこの年になって、能動的に考える癖がどうたらって言っている場合ではなく、妻と二人でそろってテレビを見るのが趣味になっている。
大好きな番組の一つに「お試しかっ!」というのがある。帰れま10という企画が特にお気に入りだ。その飲食店等の人気上位の10品を当てるまで食べ続けなければならない企画だが・・・知っているチェーン店が出たりすると面白いし、出てきた上位商品が美味しそうだと食べてみたりする。
ファミリーマートの唐揚げ弁当。買ってきて妻と二人で食べたりね。
まぁ、コンビニの唐揚げ弁当だから、劇的にうまいってわけでもないのだけれども、それでも番組で上位に取り上げられているということは、ファミマでの売上上位なわけで、「昔のコンビニ弁当よりよほど美味しくなったよねぇ」とか妻と語り合いながら食べられるのは番組のおかげ。
要はこの年になると、テレビという受動的な刺激であっても生活のアクセントになるし、それで生活が彩られるのであればいいじゃないかと思う次第で。
中年的思考。