今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

60年に一度の祭りに行って来た

 こうたびたび行っているとなると、私たち夫婦が「愛してやまない」と言っても過言ではなかろう千葉県は房総にて、60年に一度の祭りが行われるということで、これは行ってみずんばならないと、行ってきたのがこちらの祭り。厳島神社弁財天本開帳・鴨川みなとまつりである。

 厳島神社弁財天本開帳・鴨川みなとまつり / 社団法人 鴨川市観光協会

 鴨川漁港の沖合にある弁天島にある厳島神社の本尊たる弁財天が60年ぶりに本開帳になるということであり、開かれる大祭とのこと。
 なるほど、危険がつきものの漁においてその無事を祈る神社は、漁港という漁港にあまねく見られるものであるし、とにかく、60年ぶりの本開帳というのはすごいと思ったから行った次第。
 私が子どもの頃、ハレー彗星が近づいたということで世の中全体が大騒ぎになって、あれは70数年周期で来るから一生に一度の方も多いだろうと言うことで大騒ぎになったと思うのだが、このお祭りも60年に一度となると、率直にすごいなと思った次第。

 もう少し詳しく知るには、次のサイトが詳しいと思われたので参照されたい。

ダイドー祭りドットコム2013 | 今年応援する祭り34 | 厳島神社本開帳 祭りのご紹介

 このサイトでは「約50隻の漁船を並べて橋にする、昔をしのばせる船橋」と表現されているが、その写真を見てこれはすごいなぁと思い、一番の興味はそこだったかもしれない。船が50隻並ぶとは壮観ではないか。
 やはり大祭ということで各方面から人が集まってきているようで、かなり混雑していたが、まぁ、大都会の祭り・・・例えば、浅草の三社祭なんて行ってしまったこともあるのだが、人が多くて身動き取れないというくらいな勢いがあったわけだが、こちらはそこまでではなかった。初日の夕刻に行ったということもあるのだろうが。

 近づくにつれ、大漁旗が飾られていたりして、なんか雰囲気が出てくる。鴨川が漁港としてかなりの規模を誇るのだなということが今回漁港の中に入って、実は初めて分かった次第。
 勝浦などは漁港が繁華街から近い場所にあり、お祭りで中に入ったこともあるので、鴨川もなかなかなものと分かった。




 夕刻に行ったが、このように船橋は見事に並んでいるのを見ることができて感激した次第。
 これだけの船が集結できるというところに鴨川の漁が未だ健在ということを肌で知ることができたと感じた。
 また、同時に神輿などがかつがれていたが、漁師なのか水産会社の社員なのか、筋骨隆々たる男がたくさんいて、やはりそういうところなのだなと実感。

 そのにぎわいと共に、60年という月日に思いを馳せつつ、次の60年・・妻となんか人生的なことを話しながら帰ってきた次第。

今週のお題「2013年のゴールデンウィーク