今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

副専攻は映画でした

 立派な映画評論を書くわけでもないが、映画はずいぶん見てきたと思う。
 学生時代を過ごした仙台では、図書館で映画が借りられた。それはもちろん旧作と言えるものであったが、それでも、例えば文学の知識を深めたければその基礎たる古典を学ばずして深まるものではないことを思うに、学生時代に旧作、すなわち、古典をあさりむさぼるように見まくったことは、今の私の映画を見る基盤の素養として重要な部分を構成しているのではないかと思うのだ。
 学生であわてるのは、レポートや論文の期限が迫っていて、早く書かなきゃとがんばることもあるし、そういうのにあせってみたりすることはもちろんあったが、図書館の返却期限がくるので明日までに見ようとかがんばって映画を見ていた思い出も強い。
 そして、貧乏だったが、映画館にも行った。仙台の映画館で見たジブリアニメの「紅の豚」は一生忘れ得ないものであることも事実だ。

 今も、DVDレンタルで月に4〜6本の映画を見ている。なんか、学生時代ほどではないが、映画好きは続いている。

 自分の主専攻でもそれなりの成果は修めたと自負はしている。でも、アメリカみたいに映画専攻とかがもっとメジャーに認知されている社会であれば、そっちを選んだかなぁ。ま、そりゃわからないが、学生時代の私的な副専攻は映画でしたって感じかな(^-^)