今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

豊臣秀吉の築いた一夜城に行く

 豊臣秀吉が、関東に勢力を誇っていた小田原に居城のある北条氏攻めの時に一夜城を築いたということは有名な逸話だ。
 紙で張りぼて的に作って、小田原城に籠城していた北条方にプレッシャーを与えたということはなにかで知っていた。

 その一夜城が残っていると知っていたので、行った次第。下記リンクを参考にされたい。

小田原市 | 石垣山一夜城歴史公園

 なかなかに風光明媚と聞いていたが、なるほど、小田原の街、箱根を見下ろすにはとても良い場所。

 これは小田原側を見下ろしたところである。

 大軍で包囲していたから、もちろん勝ちは決まっていたであろうに、ここに一夜城として(実際は80日間くらい築城にかかったようだが・・・それでも早いだろう)、築城し、まぁ、そこでゆったりと包囲戦をしたようだ(茶会を開いたりしていたそうだから)。

 その後の治政上、権威を見せつけるという点では有効だったかも知れない。そのような心理戦には長けていたのだろうな。世が世なら征服者としてではなく、イベンターとかで豊臣秀吉は非常な才を発揮したんではないかなとか思ってしまった。

 そのような、歴史的な思いを考えながら散策できたのはとても面白かった。

 この一夜城の付近には、パティシエの鎧塚氏のお店があったりして、なかなかハイソな感じ。そこで少し買ったりした。

 また、地元の農家さんだろうか。ニューサマーオレンジのようなものを売っていたので・・・そう言えば、このあたりは柑橘類がよく採れる(湯河原に行った時にそれは気づいた)からして、それを買ったりして、気候は不順だったがとても楽しい散策となった次第。

 下に降りて、早川の漁港で美味しい魚料理を頂いて大満足であった。

 小田原近辺が結構好きになったかな。