今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

効率的な床屋さん

2016年8月12日の日記です。
 私はできるだけ平日に床屋に行きたいと思っている。まぁ、その贅沢ができるのが幸せと思いたいわけで。
 しかして、近年、とみに仕事で忙しく、平日に早く帰って床屋というわけにはいかなかったりする。そういうことで延び延びになってきたが、どうも髪が伸びてしまって格好もつかなくなってきて、また、夏になり髪が伸びると暑くなったりして具合が悪い。
 そして、明日は大事な旧友と会合をする予定があるゆえ、忙しさに取り紛れた格好のつかない格好をしていくのも都合が悪いなぁと、今日は床屋に行きたかった。
 しかし、残業。
 残業をなるべく早めに切り上げて、帰るも・・・
 私が行くような庶民的な伝統的な床屋というのは不思議なところで、19時までと標榜していても18時半には締め切りだったりする。要するに、仕事が終業時間に完了していることが求められ、そもそも定時に帰っても、断られたりするところも多いので、なかなか・・・。
 職場の近くで、20時までと標榜されているところに駆け込もうとするも、残り30分くらいあったのだが、看板を下ろそうと下りてきた主人にすみませんと断られてしまった。
 どうしようと・・・歩いていると、開いている床屋が。 
 それくらい遅くまで開いている床屋は貴重なのかもしれない、20時まで受け付けということなので私は大丈夫だったのだが、その後何人か入って来たので主人もあせったのだろうか・・・
 どこでだってスポーツ刈りを頼む私だが、スポーツ刈りとは丸刈りと違って上の方を少し長めに残す刈り方のようなので、側面はバリカンでやるが、上ははさみでと言うことが多い。
 しかし、このお店はすべてバリカンでやった。あぁ、これはあせっているんだろうなぁと思ったが、それでも、かなりうまい。
 そして、無駄な動きなく、私の髪を短くし格好をそれなりにつけるという目的には最短経路と思しき手際の良さでものの15分ほどで終わった次第。
 定価は定価だから時間をかけてやってもらう方がいいという考え方もあろうが、目的が達成されるのであれば短い時間の方がいいという考え方もある。
 効率的な床屋さん、結構新鮮であった。