今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

貧困地区を描いたドラマを見て貧困地区を思う

 2017年8月27日の日記です。
 東京・足立区発ドラマ「千住クレイジーボーイズ」|NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/adachidra/
 このドラマがこの前の金曜日にやっていたから見たんだ。
 最近、仕事が心身両面できつくて、ぐったりな金曜日だったがかなりその疲れた自分に染み渡るドラマだったと思う。

 東京都足立区・・・23区の中では、貧困地区だったり、犯罪率も高かったりする。
 そう言えば、友人の結婚式に出席したおり、友人の友人で足立区住まいの方がいて、「足立区っすから・・」と卑下した言い方を何度もして、そんなに悪いかなぁと思った思い出がある。だって、こっちだって23区でさえなく、神奈川県で、高級とか上品とかとは縁のない場所で暮らしていたからして。

 ただ、その後、貧困に関わる経験をして行くうちに、なるほど、大東京と言えど足立区はそれなりに荒っぽい、貧困地区なんだなぁとは感じてきた。ドラマの中でも足立区と品川区とじゃ違うよねという表現がされていたが、確かに荘であろう。天王洲アイルとかある品川区とは違うだろう。

 しかし、貧困に関わる経験を通じて、貧困地区というのは結構いいじゃないかと思う部分がある。
 というのは、そもそも物価が安い。ちょっとした惣菜を買ったり、一杯飲んだりがすごく安い。ただ、上品さはないけどね。
 そういうところが、実は結構好きだ。上品だけど、表面上笑って裏で何考えているか分からなかったり、お金ばっかりかかるおしゃれな店が建ち並んでいたりするより、正直な感じがするからね。
 だから、貧困地区は結構遊びにいくことがあったり、何か食べに行ったりすることだってあるんだよね。