今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

電子書籍の雑誌の読み方とアルテイシアさんの文章が面白い次第

 コロナ禍でいろいろ変わらねばならないことが多い。

 ひとつは雑誌の読み方かな。

 私はもう学生時代からだけど雑誌が大好きだ。どうせ、IT好きのあなたなら週刊アスキーとかでしょ?という意見もあろうし、確かに、IT系情報誌は大好きなのだが、学生時代から好きなのが、週刊朝日とか週刊文春とかサンデー毎日とかの週刊誌だよね。

 まぁ、学生時代は学生の本分たる勉学に過言でなく励んでいて、大学図書館にもよく行っていたが、大学図書館のロビーにそういった週刊誌が置いてあって、よく読み込んでいたんだ。社会人になってからはさほど買ってまでは読まなくなったし、そんな暇もなかったのだが。近年、ふと通い始めたネットカフェで、漫画を読むでもなく、そういった週刊誌を熟読しているとなかなか面白く、若い頃愛読した想いも彷彿とされたりしてよかったのだが・・・コロナ禍で営業自粛してしまっていた。最近、再開しているようだが、やはりまだ密集密閉密接状態を考えると行く気になれない。ほかには、公立図書館に行ったりしても、週刊誌が読めたりすると熟読したりしていたが・・・大学図書館公共図書館になったようなものか。ただ、公立図書館も今や開いていない。

  今までは、雑誌はネットカフェなり図書館なりで低コストで読んできたものであった。そう、買ってまで読むことはあまりなかったということ。

 ただ、コロナ禍で低コストで読める場所がなくなってしまった。

 では、買って読むかということになろうが、紙ゴミが増えてこれは避けたい。

 となると、はやりというのか、電子書籍で読むということになろうか。コストはかかるが、家にいて暇だし、テレビを見ていても映像って疲れるからね。

 と言っても、これにも少し困ったことがある。9.7インチのipadを持っているのだが、雑誌を開いて見る、要は2ページ分見開きで見ると小さくて読めないのだ。まぁ、縦にして単一ページで見るとギリギリ行けるのだが、老眼には少しつらいし、雑誌っぽくない。ピンチアウトして拡大して読むということになるのだが、まぁ、雑誌っぽくあろうがなかろうが、そんな読み方をせねばならなくなった。コロナ禍で少し変わったことのひとつだ。

 

閑話休題

 

文春砲で高名な週刊文春を好んで読んでいる。文春砲はともあれ、結構面白い記事が多いからだ。学生時代は週刊朝日一択だったが。

書評を読んでいたら、アルテイシアさんという作家さんが面白いということを知った。電子書籍サイトで試し読みをしてみたら、なるほどえらく面白い。

ということで、最新刊をさっと買ってしまった。電子書籍の良いところだが。

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 アルテイシアさんご本人も言及されているが、文春で紹介されていた本。 

ただいま読んでいる途中だが、なかなかとがっている文章で面白い。

この作家さん、今や中年女性のようだが、大学時代に阪神大震災を経験していると言うところから、ほぼ私と同じくらいの年なんじゃないかと推測される。

ひさびさに面白い文章に出会えてうれしかったし、雑誌というメディアを読んでいたからこそ出会えたことなので、まぁ、良かったなと思った次第。