今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

男48歳、アイラモルトに手を出す

 私のお酒の専攻科目はウイスキーであると常々言っている。まぁ、私を知る人は、ホッピーじゃなかったの?とか、赤星(サッポロの熱処理ビール)にえらくご執心じゃなかったかい?とかおっしゃることもあろう。もちろんそれらも大好きで人並みよりは詳しいので専攻科目ではあろうが、主専攻と副専攻と分けるなら、ウイスキーを主専攻としたい。

 東北は宮城県の仙台や、北海道に住んだ経験があるので、ニッカのウイスキー蒸溜所が近くにあり、足を運んだことがウイスキーに傾倒した一つのきっかけだったので、ジャパニーズウイスキーが詳しくなったし、他はいいかなぁと思うくらいであった。そもそもそこまで量を飲むわけではなく、多くても週一回、1・2杯くらいだから飲み比べるほど飲まないので、ウイスキーの起源を求めてスコッチを飲み比べるということはしてこなかった。

 なんて思っていたが、ここに来てジャパニーズウイスキーの価格高騰がひどい。何倍で売られているのかっていうか、そもそも原酒不足で生産されなくなったりするのもあったりして・・・。

 となると、あまり詳しくないスコッチウイスキーに打って出るかということになる。

 先日はブレンデッドのシーバスリーガル12年ミズナラを買って楽しんでいたが、なんかシングルモルトが飲みたくなってきた。

 今は待っている海外ドラマで格好良くシングルモルトを飲んでいるシーンが多く出てきたりするのでね。

 スコッチのシングルモルトの中でも、アイラ島というスコットランドの島で醸造されるシングルモルトが非常に特色があり、アイラモルトと呼ばれているということは知っていた。

 で、せっかくシングルモルトに打って出るなら、アイラモルトで行ってみようと思った次第。ウイスキーに詳しい知人にも教えてもらった次第。というのも、飲む量が多くない私はすでに飲んでいる人の意見は貴重だ。場数を踏めないからして。 

f:id:small_editor:20210206111703j:image

 アイラ島に数ある醸造所の中でも最古のボウモア蒸留所のもの。ボウモア12年を購入。まぁ、ハーフサイズね(^-^)

 昨日届いたので、早速飲んでみましたよ。

 いやぁ、独特の癖のある味わいは、ブレンデッドにはない感覚であった。スモーキー感がある。あと、ヨード香がするという表現になるがこれもなるほどという感じ。

 うんうん、かなり癖がある。これぞアイラモルトかぁとか思いながら、美味しく頂きました。

 妻がね、少し味見したら、ヨードチンキの味って言っていて、そうかそうか、ヨード香はそうも言おうか。ヨードチンキなんて今の若い人は知らないだろうな、赤チンとか言っていたような気もするしね。

 とまれ、これはこれでありだな。男48にしてアイラモルトを真面目に飲んでみたが、面白いな。面白さが感じられる年になったと思う。何も知らずに飲むものじゃないなシングルモルトはと思ってみた次第。