今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

プレゼントにウイスキーはリスキーだろうなぁ

 最近はウイスキー収集にはまっているのは常々語ってきているとおりだ。バレンタインデーシーズン、何が欲しいかと問われたら私にとってウイスキーは無難だろう。

 

 だが、無難とばかりは言っていられない。ウイスキーは高度に嗜好品であるからして、好みが分かれるからだ。

 同じ外見の瓶でもシングルモルトとブレンデッドでは全然違うし、高いからうまいと言うわけではない。例えば、シングルモルトの中でもアイラモルトは結構高価だが、飲んでみるとピート香がきつくて、それはいわゆる消毒薬の匂いで、嫌いな人には飲めたものじゃないかもしれない。好きな人にはすごく好かれるものだが。

 

 そういうわけで、高度に嗜好品で好みの分かれるウイスキーはプレゼントとしてはかなりシビアでリスクがあるものと言わざるを得ないなと思ってみたりする。

 

 ただね、最近はウイスキーブームである。空前の。今や、ジャパニーズウイスキーは手に入りにくいぐらいだから。

 

 それに乗じてか、以前だとなかったかもしれないが、バレンタインにどうぞということだろうか、ギフト用の売り出しをしていたりする。今買えばグラスもつきますよみたいなセット。

 それはいい。

 さて、私は今、鋭意スコッチのシングルモルトを勉強中で、買いたいシングルモルトがあり、妻も帯同してお酒売場で見ていたりしたお酒がある。

  ブルックラディというもの。スコッチの中でもアイラ島で作られているもので、アイラ産にこだわり、アイラで作った大麦を使ったりしている銘柄。かつてはアイラ島では大麦が作られていたが、昨今では作られなくなっていたが、アイラにこだわり大麦からアイラで作り始めた銘柄がブルックラディってことを知ったりしていたので買いたかったんだが・・・

 

 そのブルックラディを買おうかなぁと妻と一緒にもよく見ていたんだが、この前、お酒のディスカウントストアで、大人の遊園地とも言われる、やまや に行った時、そのブルックラディのグラス2個付きセットがあって、とてもとても買いたくなっていた。普段と変らぬ価格でグラスも付くからなぁと。

 妻からもバレンタインのプレゼントで買ってあげるよと言ってくれていたが・・・まぁ、それと知って買ってもらうのもなんだかなぁということと、やはり5,000円超と高めなのでちょっと悪い気もして買ってもらってはいないのだが。オマケのグラス目当てに買うのもなぁとか思わぬでもなくてね。

 

 それにしても、アイラモルトをギフト用に商品化とは思い切ったなぁと思った次第。アイラモルトと言えばピート香がばりばりであるものが多いのは周知のことだが、このブルックラディはピート香がしないアイラにしては珍しいシングルモルトのようなのでギフト用にされたのだとは思うが。

item.rakuten.co.jp

 まぁ、好きな人からもらえば何でもうれしいのだとは思うけどね(^-^)

 

 

 

 そう言えば・・以前、ウイスキーの品揃えが多いところでウイスキーを眺めていたら・・・シングルモルトをね・・・ある男性が店員に助言を求めて1万円超くらいのウイスキーを求めていた。1万円超だからシングルモルトだけどね・・・店員は熟成年数の長いものを勧めていたんだよね。まぁ、その方が高いのは当然なので、店員に聞けばそうなるんだろうけどね。

 ぱりっとしたスーツを着ていた男性が買い求めていたから、もしかして取引祭の社長がウイスキーが好きだとかいうことだろうか。となれば、やっぱりシビアだよな。シングルモルトって良くも悪くも尖っている味だから人を選ぶよなぁとか。

 ややも、婚約中の女性の父への贈り物だったらもっとシビアな選択だよなぁとか思いつつ・・・

 いやはやウイスキーは私も尖って選択しているだけに、ギフトにはシビアだよなと実感しつつ、なんか眺めていたんだけどね。

 

今週のお題「自分に贈りたいもの」