今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

夜を徹して読んでしまった小説、とても久しぶりだ

最近は勉強のための読書はすれど、仕事が忙しくなったことからなかなか極私的な読書はする時間がなかったんだよね。学生時代は、なんか試験に受かるための勉強とかプライドに繋がる勉強とかとは関係なく、読書を楽しんで知識を吸収した気がする。小説とかも読んだりしていた。そういうのが私の教養につながっていると思う。

 

なんか、最近は、ほらもう立身出世は本当に冗談じゃなくあきらめねばならない状況ゆえ、私の一番の取り柄は教養だからして、極私的な読書とかも再開したく図書館で借りてきたよ。私の教養を深めてきたのはこういう活動だったろうから。

出世できない中年あてにいい話を語っていた江上剛さんのデビュー作を借りて読んでみた。

うん、とても面白かった。仕事なんていやになっているが、そうかぁ・・・。江上さんは銀行でもかなり出世したが、それを捨てて今の私と同じくらいの年に作家になった方。そのデビュー作、なるほど、面白い。

昨日だって残業だったのに、通勤中も読んでいて、今日は休みだったから昨夜から今朝にかけて夜更けまで読んでいたら・・・読めちゃったよ。というか夜を徹する読んでしまった。

そういえば、学生時代、佐々木譲さんの小説を読んでいて夜なべしてしまったことを思い出した。

一つなんか気分が良かった。教養としての楽しい読書。いいじゃないか、これからの人生で必要だろう。

 

 

そう言えば・・・なんか読んだような気がしてきてしまった。デジャブ感?以前読んでいたのかなぁ・・・中年になり忘れっぽくなっていけない😅