今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

義時推し それでいいのか? 〜ニュー大河 鎌倉殿の13人 主役の北条義時に寄せて〜

 ある土地に行くと、なんかそこのゆかりの偉人を圧倒的に推していたりする。

 私が住んでいたことのある、仙台では圧倒的に伊達政宗推しだった。また、以前、愛知県は岡崎に行った時には圧倒的に徳川家康推しだった。家康が生まれたところだったからかな。

 

 さて、ニュー大河の鎌倉殿の13人にインスパイアされて、先日、静岡県伊豆の国市に行ったのだが、そこは圧倒的に、北条義時推しだった。

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 ニュー大河の鎌倉殿の13人の主役が、結局、鎌倉幕府の二代目執権の北条義時であるからしてなのだが。

 

 ただ、義時推しでそれでいいのか?って思った次第。

 というのも、鎌倉幕府を創設したのは源頼朝だが、その後源家は3代で終わり、将軍補佐の執権たる北条氏の世の中になっていくのだが、結局、頼朝を助けながらもその創設した幕府を乗っ取ってしまう形の2代目執権だから、手放しに英雄視できない部分があろうなぁと思っていたから。

 

 しかして、生馬の目を抜くような平安から鎌倉への激動期に、清くもやっていられなかったであろうから致し方なしなんだろうか。

 

 それにしても伊豆の国市の現地に行き、あまりにもの義時推しに、おぉそうかぁと思った次第。

 

 北条義時についてはこちらの方が詳しく解説されているので参考にされたい。

souken.shikigaku.jp