今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

「異常」とは何か

台風が近づいている。

気になるところだが、昨日は夜には雨が降るとのことで定時で帰って急いだが最寄駅からの歩き途中に土砂降りに遭いずぶ濡れになった。傘を持っていたにも関わらず濡れるほどの勢い。

台風ゆえかとも思うが、台風はまだ遠いし、線上降水帯とかそういうものが影響していよう。

もっと直感的な理解では、酷暑の昨今、上昇気流で雷、土砂降りを降らす積乱雲が発生しているからと思えばいいのだろうか。正しいかどうかはわからないが。

 

ともあれ、1972年生まれの私が50年以上生きてきて体感できるほどの気温上昇だと思うし、温暖化という概念もだいぶ後から知った気もするし、自分の生きているうちは大丈夫でしょうとか思っていたが、確かに生存できないほどじゃないんだろうがここ数年の暑さ、異常気象は快適さを失わせるのに十分だと思われるほどだそうだ。

 

異常気象の異常。

異常とは、英語で言えば、extraordinarilyだよね。

語源的に分割すれば、extraが「超越した」、ordinaryが「普通」。普通を超越した状態が異常なんだが、となると異常気象と呼んでいる酷暑も水害に至るような豪雨も、毎年のことになってきていて、そrうぁordinary 「普通」になってきているんじゃないか。

 

私は、外での建設作業員とかではないが今年の夏はずっと空調服を着ている。

 元々、夏の釣りの時に使わんと買ったもの。釣りに行くという、special 「特別」な時に使うために買ったものを着るのが ordinary 「普通」になっている。

 これはextraordinary 「異常」と言うのか。

 いや、今や ordinary「普通」なのではないか。

 

 何が普通なのかもう一回考え直さなければならないほどの変化なのかも知れぬ。ー