今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

横浜市南区で見つけた素晴らしき温泉銭湯

疲れも感じたし、寒くもなってきたので、温泉に行きたしと思った次第。

先週も山梨県小菅村の温泉に行ったわけだが、源泉かけ流しさて、今日はと思ったところで少し出るのが遅くなってしまった。

 

どうしようか。

 

うむ、久々に温泉銭湯に行こうではないかと。

銭湯は都会部にあるわけだが、東京都大田区、神奈川県川崎市横浜市あたり、すなわち京浜ベルトあたりには黒湯の天然温泉が湧いていてそれがいわゆる銭湯として天然温泉を供してくれていて、銭湯ゆえ物価統制令での規制のもと500円で入れるのがうれしいのだが、なかなか混み合っていたりする。

コロナ禍以来、なかなかそういう混みそうな銭湯には気分的に行けていなかったのだが、まぁ、遠出もできない今、コロナも5類指定になったわけだから、行ってみようかと。

しかし、知っている銭湯だと新鮮味がない。遠くに行けないのであれば新鮮なお風呂をと初めての場所に行ってみた。

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横浜市南区弘明寺のあたりにある中島館という銭湯。

マンション内の銭湯で、持ち物件と思われるため結構広い銭湯だった。土曜日の昼過ぎに行ったんだが、やはり高齢者が多く結構賑わっていたが、14時頃は混みあうと言うほどではなくいい感じ。何より、露天がかなり濃厚な黒湯で温まったのがいい感じであった。phは8以上だったからそれなりにアルカリ性であったらしい。ジェットバスや電気風呂等の仕掛けも満載で、男湯にはパナソニックの高価なドライヤーが一つではあったが置いてあったのが素晴らしい。新し目の外観通り結構新しいのかな、きれいでお湯もよく、素晴らしい温泉銭湯だった。

 

黒湯銭湯は京浜ベルト地帯で数限りなく入ってきたがその中でも1、2を争ういい温泉銭湯だと思った。

あまり知られていないのだろう。確かに弘明寺という場所からしてもそこまでポピュラーではなく、たとえば大田区蒲田の蒲田温泉のように23宮内の大都会というわけではないからこの快適さが保たれているのだろう。

 

いくらいい温泉でも混みすぎては癒やし要素が減じてしまう、しかし、物価統制令の規制下にあるということは庶民が入れる価格で統制するという意味合いからは、混んでも仕方ないという事情も出てくる。そこには非常に微妙なバランスを感じるし、いい温泉銭湯を見つけるのはかなり至難なことなんだよなと改めて実感した次第。

 

今回良い温泉銭湯を新規に開拓できた僥倖を喜びたい。