まぁ、牛乳というのは万能食品だろうと長らく信じこんできた。
私は正直に言えば、あまり牛乳は好きではない。小学校の頃の給食で必ず牛乳一本を飲みきらねばならないのは苦行であった。にもかかわらず万能食品だと思い込んだのは、給食で大々的に牛乳が広められていた実感からだろう。そんな昭和世代なんだが。
なぜこの話になったかというと、久々にスターバックスコーヒーに行ったんだよね。この前。また値上げになると言うし、まぁ、今でも結構高くなっているのだがね、その前に行っておこうと思ったんだ。
かつて、独身時代とかはスターバックスコーヒーがもたらしたシアトル系カフェにはまってよく行ったものだがね。久々に。
スターバックスコーヒーと言ったら泡立てたフォームミルクが特徴で、濃いエスプレッソにフォームミルクをミックスする飲みものをラテと称しているもの、それがシアトル系カフェでしょ、と思い込んでいたんだが・・・
今回行ったら、真っ先に標榜されていたのがオーツミルクだった。
むむ?オーツミルク?
オーツ麦は知っているがそれからミルク的なものができるのか?豆乳だったら知っているけどさ、ソイと書いてあるのがそれだよね、でもオーツ?
僕は「大津」だけどさ・・・そんなオヤジギャグを言っている場合じゃないか・・・
といった逡巡を1秒くらい経た後「スターバックスラテ、オーツミルクで」と頼んでいた私。
昔の価格を知るということは、今の高い価格に我慢しかねるということであるにもかかわらず突入して買わんとしている今、新しいものを試してみなくてなんとする。そんな思い。
持ち帰り妻に「オーツミルクだってさ」と。
ホットで。
妻は驚かず、豆乳みたいなものだろうねと。植物性のミルクだと。
確かに飲んでみると甘みがあり、植物性のミルクだねと思った次第。
でもさ、ノンファットとかローファットとか言っても牛乳なら分かるんだが、最近では、植物性のミルクが幅をきかせてきたんだね。このオーツミルクとか、ソイミルク(豆乳)とか。
日本で牛乳が広まったのは、まぁ、給食があったためだと思われる。戦中に戦況悪化により栄養状況が悪くなり、敗戦、戦後になり進駐軍と共に西欧の食文化が入ってきて、牛乳が給食で広まっていったものと思われる。私は知らないが、給食では戦後まもなくは牛乳は高級品だったのだろう、脱脂粉乳が出されていてすごく美味しくなかったらしいことは聞く話だ。私が子どもの頃は牛乳であったので美味しいでしょうということもあるのだが、まぁ、私のように牛乳が好きでない子どももいたろうが。
さて、だから牛乳飲んででっかくなろうみたいな価値観が昭和にはあったのだと思うが、やはり牛乳は乳脂肪分があるわけで、それは成人病の素になりかねないでしょうという危惧からだろうか植物性のミルクが幅をきかせてきているんだろうか。
まぁ、牛乳は好きじゃないけど万能食品だと思い込んできたが、もちろん、万能なんてものはないわけで、甲乙あるということかな。
スターバックスのようなシアトル系カフェ、シアトルだからアメリカ出自なんだが、アメリカではずいぶん前から国民の肥満が問題になっていると思う。そうなるとこの牛乳も問題になるのだろうか、脂肪分を抜いた牛乳に飽き足らず、植物性ミルクも一般的になってきたということだろうか。
まぁ、そんな時代なんだなぁと思ってみながら、スターバックスで初めてオーツミルクのラテを買って、なんかそう思った、牛乳で育った昭和世代の思いでした。