今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

50年配からのウェットシェービング事始め

 私は元来、ヒゲはあまり濃い方じゃないのでそこまで剃ること、シェービングに力を入れていなかった。私の父が「剃れば剃るほど濃くなるぞ」と常々言っていたのであまり剃らない方がいいのかなあとか思い込んでいた時期もあり、あまり剃らなかった時期もある。確かに剃れば剃るほど濃くなるというのは感覚的に思う人も多いらしいが、よくよく調べてみるとどうやら、別に剃れば剃るほど濃くなるということはないらしい。

 だから、まぁ、最近は剃っている。

 でも、濃くないから電気シェーバーでささっとやるだけで済ませていたこともある。剃り残しはもちろん出るのであるが、まぁ、ヒゲはあまり濃い方ではないからいいやとか思っていたりした。

 それで結婚できたわけだから、まぁ、今や男性も脱毛とかするようだけど、あまり見栄えばかり気にしないでもいいと、おじさんは思うよ。

 

 ただ、コロナ禍以前に床屋で髪を刈ってもらっていた頃に顔剃りをしてもらうと、シュッとするらしく、妻がシュッとしたねとか、たまには顔剃りしてもらうといいねと言っていたから、まぁ私の髭剃りは不十分ではあったんだろう。

 

 コロナ禍以降、床屋には行かなくなり、妻にバリカンで髪を刈ってもらい始めると、顔剃りはいよいよ自分で責任を持たざるを得なくなった。本腰を入れ始めたわけだ。

 電気シェーバーでの髭剃りは、乾いているからドライシェービングと称するわけだが、それではやはり手軽な反面深剃りは望むべくもない。

 そうすると、きちんとお湯でカミソリでという、いわゆるウェットシェービングに力を入れざるを得なくなる。

 

 50年配にして初めてのウェットシェービングに本腰をって成人男性にしては遅いと言うかのんきと言えようか。

 そこで初めて気づいた。どうしてカミソリの刃は輸入品が多いんだろう。シックとかジレットとか、アメリカだよね。5枚刃とかはいいんだけど、替刃がえらく高い。

 なんかの拍子でそれらのカミソリのホルダーと刃のセットになった試供品を手に入れていたのでしばらくそれを使っていたが、しばらくすると切れが悪くなるので替刃を買おうと思って、高いなぁと感じた。試供品をもらえた時はえらく気前がいいなと思っていたが、なるほど、替刃だけで商売が成り立つなと。

 で、どうしようかと途方に暮れていたところで知人が紹介してくれたのが、フェザーのサムライエッジ。フェザーは関西の日本企業。輸入ものに比するとひとまわり安くてこれなら行けると。

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 替刃もそこまで高くなく、今に至るまで実用に至っている。

 毎夜入浴時に剃っているし、一ヶ月に一回くらいは刃を替えたりしている。

 よちよち歩きながら、ウェットシェービングをしている50代という話。

 最近、アフターシェーブローションを初めて買ってみた次第。