先日旅したのは静岡県は島田市のあたりだが、投宿したのは同じく静岡県は吉田町。
吉田町は、島田市にも隣接しているが、あとは藤枝市、焼津市に隣接している。
藤枝市は朝ラーメン文化があることで有名だ。
朝ラーメン文化を知ったのは、静岡出自のスーパーだったんじゃないかなと記憶している。
うん、割引されていたから買ったんだね。
藤枝は茶の産地、茶取引の朝が早く朝ラーメン文化が生まれたという話だった。
その後、2018年、5年前に藤枝市の森下そば店に藤枝朝ラーメンを実食しに行った次第。
さて、今回の静岡旅では吉田町に投宿したので、お隣の藤枝市にラーメンを食べに行ってもいいのだが、藤枝朝ラーメンの特長のある志太系という麺は焼津市の方でも食べられるようで、吉田町の海側から焼津市の海側を散策したかったので、焼津の海側の朝ラーメンを食べられるお店に行ってみた。
焼津市の海側にある「麦本店」。本店ということは支店もあるようで、藤枝にも支店があるお店なので、藤枝の志太系のラーメンを食べられそうなのは想像が付いた。
おぉ、朝ラーメンを標榜している♪朝8時から開いているようなので、8時過ぎに到着。
おぉ、結構安い。
妻は温かいそばを頼んでいた。私はせっかくだから、セットを。セットとは温冷両方食べられるものとのこと。600+700=1300なのが、1200円だから100円安い。
温かいそば。
冷たいそば。
冷たい方が後から来たから、こうなるが、なんか・・・冷やの方がうまかった。試食した妻もそう言っていたからそうなのだろう。
藤枝の朝ラーメンは温冷セットが通とのことだったが、確かに、これはこれで非常に美味い。つるつるした志太系の麺はそこまで重くなく、あっさりめに食べられるからして。
藤枝は取引が早朝になる茶産業での朝ラーメンであるが、焼津は水産業が盛んな海沿いの町。私たちが食べている間にも、どう見ても水産加工場勤めと思しきいでたちの若者が夜勤上がりなんだと入ってきた。なるほど、茶産業の早朝需要と、水産業の早朝需要で静岡のこのへんは朝ラーメン文化が広がっているんだなぁと実感した次第。
水産業も寒いことも多かろうから、朝に温かいラーメンというのは好まれよう。なんか需要に応じて出てきた朝ラーメン文化だなぁと思った。