今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

漁港から魚を買ってきて食べたりする

 昨日、千葉県は木更津で買ったホンビノス貝という東京湾で生息する貝がなかなかに美味であったため、魚介に目覚めてみたわけで。

 今日は、神奈川県内の漁港に行くことに。

 横浜市金沢区にある、柴漁港という所。ここには、日祝の午後に、その日の水揚げを売り出してくれる市が立つのである。
 小柴名産直売所(毎週日曜と祝日) : 朝市情報 : バザール : カナロコ -- 神奈川新聞社に詳しい。

 以前にも一度行ったことがあるが、行く時間が遅かったせいか、イカくらいしか売っていなくて、そのイカもごつくて手強そうだったので手が出なかった思い出があるところだ。

 しかし、今回は、ここを主目的に行った。13時半から開始なので、魚介系の市にありがちな早起き必須な市ではないので、ばっちり行けたわけだが。

 かような形で本格的な本格的な漁港である。向こうに見えるのは八景島シーパラダイス。水族館であり遊園地であるところ。本格的な漁業と遊園地が場所を同じくしているのはひとつ興味深いところだ。

 こういうところの買い物は難しい。ある魚がどんなものかにもよるし、あっても大きすぎて捌けなければ意味がないのであるから、臨機応変の判断が必要になるからだ。

 しかし、狙っていた鱚(きす)がまだあったので5匹ほど。あと、以前、臆して変えなかった甲イカを1匹購入。

 鱚は天ぷらにするとうまそうだなと、妻が一生懸命捌いてくれて(小さな魚なので細かい作業になると私より妻がうまい)、天ぷらにしてくれた。天ぷらを揚げるのは私の役目(なんとなく荒っぽい作業になると私の方がいい)。

 うまそうに揚がったし、実際うまかった。揚げ物は基本的にやらないわが家であるから、天ぷら粉とかなく、小麦粉で代用したけれども、それなりにいい感じ。
 なにより、新鮮な鱚がやたらうまかった次第。
 捌くのが大変だけれども、これがために買いに行くのもいいかなと思ったくらい。

 イカを捌いたのは私。

 甲イカはこんな感じで、本当に甲になっている軟骨が入っていて結構ごつい。
コウイカ(スミイカ)の捌き方!........ 墨袋を破ると大変ですよ!! : 魚屋三代目日記
 こちらを参考に捌かせてもらった。


 刺身でいただいたが、なかなかにうまい。かなりこりこりしていて、それはそれでありだろう。ゲソは炒めて、パスタと一緒に食べたが、なかなかにうまい。

 漁港から魚を買ってきて食べる・・・究極と言えば究極の産直系グルメであるが、幸せである。鱚のように手に入りにくい魚が手に入るというのも魅力だ。