今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

清水らしき食べ物を求めて 〜もつカレー〜

 さて、今回の夏の旅行について引き続き語っていこう。
  わが家はいたって庶民であるからして、夏の泊まりがけの旅行というのは年に一回の行事であることが多い。独身の頃は夏の間に2度3度泊まりがけで出かけたこともあるが、二人なれど所帯を持つと金銭的にも、時間的にもそうはいかない場合が多かろうがわが家も例外ではない。今回の旅が本当に年一行事と言って良いのであろう。

 だからこそ、ちょっと良い感じの高級旅館を西伊豆の土肥に予約を入れておいた。海岸沿いの町である土肥での高級旅館美味しい海鮮料理がたんと夕食で出ることが想定されたので、清水でお昼を食べるにしても、海鮮系統は避けておいた方がよかろうという思いがあるも、冷凍マグロだと水揚げ日本一だという清水で海鮮を避けてしまってなにかあるのかというのは難題であった。

 調べてみると、もつカレーというのが最近清水で流行っているらしい。もちろん、発祥は昔からあったのだろうが、B級グルメブームも多分に影響しているのだと思われるが、ネット環境が普及した現在、こういうものもすぐに見つかってうれしい。
もつカレーがなんたるものかは下記を参照されたい。

 もつカレー - Wikipedia

 ただ、もつカレーをどこで食べるかと言うことには少し苦慮を要した。
 というのも、もともと居酒屋発祥のフードだけに、夜からの居酒屋で良く出されるものであり、発祥店も17時から開店である。清水で泊まるのであればそれもよかろうが、夕方のフェリーで土肥に向けて出航してしまっている予定であったので、そのへんが難しかった。ランチでやっている居酒屋も一店見つかったが、13時半までと言うタイトな時間帯だったため、遠距離の移動でその時間にきちんとつけるかどうかも分からずという難題があった。
 ネットで調べてみると、かの全国チェーンのCoCo壱番屋でも清水限定でもつカレーを出しているそうであるから、それであれば、時間も心配なく行けるなと思い、そこでもいいかと思っていたところで実際清水に着いたのがちょうど正午くらいであったため、すでに見つけていたランチもやっている居酒屋へ行った。


 このような感じで、もつカレー定食をいただけたのである。
 なるほど、和風の居酒屋だけに、カレーの味はいたってやさしく、もつのカレー味と言って良いかも知れないが、これはこれでとてもいい。もつも柔らかく処理されていていい感じだ。
 定食として合わせて出てきた、おでんも美味しく、特に味噌汁もよくダシが出ていてさすが海鮮の町の清水だなぁと思いながら、とっても美味しくいただいた次第。

 今回ランチをいただいたのが、銀座酒場こさむ さん。ランチもやっていただいているありがたいお店でした。清水駅から結構近い位置。商店街の中。
 発祥店もそばにあるからして、発祥店の味にも近いかもと思いつつ。

 十数年前来た時には気づかなかったグルメ、面白いじゃないかと思ってみた。