今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

映画「フライト」を見た

 映画「フライト」 : 作品情報 - 映画.comを見た。
 映画の内容は、なかなかに含蓄深く・・・アメリカ映画で、ここまで内省的に考えさせる映画があるとは、アメリカ映画もなかなかだなぁと思っていたら、ロバート・ゼメキス監督の作品と聞いて理解できた気がした。

 ロバート・ゼメキス監督・・・かの名作バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督としてとみに有名だが、その後、フォレスト・ガンプのようなヒューマンな映画も撮っている。
 その意味で、今回のこの映画もかなり人間的な映画であり、ストーリーもしっかりしているものが、ロバート・ゼメキス監督のメガホンによるものだと知り納得がいったのだ。

 内容は、とても含蓄深い。個人主義であると言われるアメリカにおいても、組織の存続のために自分を偽らされる部分が出てくる主人公。それでも自分を通すか・・・
 アルコール依存症という根深い病を背景に、個人主義と組織の都合という部分で揺れる主人公を見るに、とても考えさせられるものがあるからだ。

 いい映画だと思います。