硫黄泉というのはなかなかに身体にいいらしいということを聞いた。硫黄泉は血管を拡張する効果があり、なるほどそれであれば身体に良さそうだということは想像が付く。硫黄泉と似た効果として炭酸泉も同じような効果があるとのことだし、炭酸泉もいまや結構ブームのように思われ、人工炭酸泉でも結構混み合っていたりするから。
まぁ、硫黄というのは火山の近くでふつふつと湧いている感覚がある。関東圏だと神奈川券は箱根の大涌谷なんてもろに地表から硫黄臭がするし、その近くの温泉は硫黄分が感じられる。
愛する千葉の房総では・・・というと、温泉は数あれど、硫黄泉はごく少ない。というのも、そもそも房総に高い山はないのであり、もちろん活動中の火山もないと思われるので、硫黄泉が少ないのは容易に想像が付くのだが、それでもあるにはある。先日行って来たのが・・・七里川温泉というところ。
オフィシャルサイト 房総の秘湯 いろりの宿 七里川温泉
テレビとかでもよく取り上げられるので有名といえばそうかもしれない。
非火山性の硫黄泉という珍しいところ。あまり硫黄臭もしない。
そう言えば、硫黄分の濃い温泉ということで、新潟県の月岡温泉が有名とのこと。昨年の夏に新潟を旅した時に、月岡温泉の足湯に足を浸した。
足湯なう。月岡温泉にて pic.twitter.com/TovCf37JjS
— 大津 和行 (@kazu197) 2014, 8月 30
かようにつぶやいているが、驚いたのだ。写真で見ても分かるのではなかろうか、足の甲の血管が浮き上がるように膨張していたのだ。なるほど、血管を拡張する硫黄泉のこう語るや火曜にすごいのかと思った次第。
日本温泉科学会 The Japanese Society of Hot Spring Sciences
こういう歴史のある学会もあるらしい。この学会誌のバックナンバーなどを読んでいると非常に温泉が体にいいことが分かってくる感じである。
硫黄泉を求めていくんだろうなぁと思いつつ。