今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

旧世代の読書の悩み

 2015年5月23日の日記です。
 最近、断捨離でいろいろなものを捨てて身軽に生きようとがんばっている。多かれ少なかれ愛着を持ってモノを所持してきたし、だからこそ痛みも伴っていて苦しいことはここでも何度も語ってきた。
 まぁ、インターネットが普及していなかった時代に育った旧世代にとっては、一番の情報源は書籍等の文字情報であったからして、インターネットが普及してそれにいくら精通しようとも、やはり紙媒体が欲しい思いがあったりする。断捨離はそういう思いを断ち切るからこそ苦しみを伴うわけだ。

 要は読書をしたいと思っても、本は本当にかさばり重いため、なかなか買えなくなっている。読書家ではあると思うのだが、読書家ですと言って大きな本棚を持つ家に住めるほど余裕のある人は多くはないはずだ。私もそうだ。というか、もっともっと減らさねばならない。

 だから、まずは図書館で探す、そして、最近では電子書籍で買えるかどうかを調べる、そして、どうしてもという時だけ本を買う。雑誌にしてもしかりだ。
 以前なら面白そうだなというところで、お金が許せば買えていたところが、今では、かようにスペースの問題で、電子にするかどうか悩んだりする。

 旧世代的読書の悩みである。