わが家的おせち - 今日の一語り(はてな Ver.)
昨年の年初の語りであるが、昨年のうちのおせちを語っている。
一昨年からはまっている釣りで、自分らで釣り上げたコハダを自分らで酢漬けにしておせちにしているなぁ。
今年のおせちはこれ。黒豆が出てきたので(保管していて忘れていた)、私が見よう見まねで水で戻しつつ味付けしてみたのだが、かなり美味しくできた。時間はかかるが、結構簡単かも。味付けを自分で擦れば、甘くしすぎないで済んだりして好みにできそう。そこが自作の醍醐味。
栗きんとんは私の好物ということで妻がよく作ってくれるのだが、今までは美味しいことは美味しいがそこまで美味しくなかった。どうしてだろう?と考えたのが原料の部分。よく、成田方面にいも掘りに行っていたことから、そちらの芋を使うことが多かったわけだが、焼き芋にすると非常にうまいながらも、繊維分が目立つため、定番の金時芋がいいんじゃないかと、年末に安く買えるところを探し回って(年末は高い・・・需要があるからね)、八百屋で安いところがあったため購入。そして、クチナシを購入したりして色着けにも気を配ったてもらった次第。ということで、妻の力作の栗きんとん。これもうまかった。
あと、ブリの煮付けが残っていたので、これも食べたが、奇しくもこれもおせち料理になるよね。
数の子は塩数の子を手に入れたので、塩抜きすることを知らずそのまま食べたらえらくしょっぱかったので、塩抜きをしてからつけ汁に浸けることを覚えたりして。
まぁ、いろいろ学ぶところ多かったおせちでしたね、今年は。
正直、年越は旅先で、そしてとても美味しいおせちもいただけたので、わが家的なおせちをがんばる必要はなかったのだが、たまたまですかね。
おせち料理のいわれ|暮らし歳時記 http://www.i-nekko.jp/gyoujishoku/fuyu/
おせち料理のいわれで考えると、数の子はニシンの卵だから、子だくさんを願う思いだよね。
ブリやコハダは、大きくなるにつれ名前が変わる出世魚だから、出世を願ってということだよね。
うちは子なしだし、出世も捨てている私としては皮肉そのもののいわれなのだがね(^-^;
まあ、きんとんはくちなしで黄金色にしてきれいにしあがったので、これは蓄財につながるといういわれは受け入れておこうか。
とまれ、どれも美味しくて、苦労しがいあったな。年末年始は時間があるから、こうやって自作魂を発揮できるのはうれしいぞ。