今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

コノシロの酢の物がうまいぞ

 先の土曜日に、千葉県は房総半島の館山でアジが大漁だったと言うことは語った。
 しかして、アジが来る前に、どよーんと重い引きの大物が何匹もかかったのだ。


 そう、コノシロである。
 神奈川近辺でもコノシロは結構釣れるが、海水があまりきれいでないせいか少し臭みが強い気がする。
 館山の方のコノシロはかなり清浄な海なのだろうか、臭みは少ない気がするが、コノシロはコノシロ。しかも、でかい。30センチ近くもあろうか。体高も大きい感じだ。
 コノシロは、どうも小骨が多く、なかなか難渋する。塩焼きとかにしても小骨が多すぎて取り分けながら食べるのはかなりの苦労だ。身は美味しいだけにもったいないことだ。
 そのせいか、釣れても放流している釣り人が多かった。
 まぁ、小骨を消すには酢漬けにするのが一番なのだが・・・だから、コノシロより小さいのをコハダと言うが、酢漬けは正月おせちによく入るものだよね。

 酢漬けだけではなかなか消費しきれないのが現状だ。あきちゃうんだよね。

 ということで、レシピサイトを見ながら妻に見つけてもらったのがこちら。

Cpicon 酢で1晩で小骨が消えた!このしろの酢の物 by 悠美姉

 なるほど、包丁で細切れにすればそれだけで骨切りがされているところに、酢漬けにして小骨を溶かすという算段のようだ。
 これを参考に妻と私が創作料理。


 コノシロは三枚おろしにして、細かく切る。あらかた酢漬けが終わったところで、セロリがたくさんあったので、それも漬け込む。
 1夜で、全然美味しく食べられるようになっていた。
 釣れて釣れて困るという贅沢な事態は少ないが、コノシロのように釣れてちょっと困る魚も、この食べ方ならものすごくよかった。
 覚えておこう。