今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

お腹が減った?では握りましょう(^-^)

 私の大好きな小説の小編で、志賀直哉小僧の神様」というのがある。

 屋台の鮨屋で、どうしても握り鮨が食べたい小僧さんがある紳士に握り鮨をおごってもらって、小僧さんにはその紳士が神様に見えた・・・私なりに要約すればそういう話。

 現代では小僧と言っても現実感はないかもしれないが・・・握り鮨は高価なものという感覚は今も昔も同じなんだなぁということは分かる。

 さて、お腹が減ったなぁという今日の昼。妻に聞いたら、やはりお腹が減ったと。

 ならば・・・

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 冷凍のご飯を解凍して、適当に酢と砂糖・塩を加え酢飯を作り、昨日小アジを五匹ほど釣って捌いておいたので、それを載せて握ったのが右。コノシロの酢漬けはかなり以前に作っておいたのがあったので、それを握ったのが左。

 高価と言われるにぎり鮨を、お腹が減った?ならば握りましょうと即時に作れるのが釣り人の強みだし、プライスレスな贅沢なのかな。

 ちなみに真ん中は、妻が作った鶏ハムの服残物である鶏スープを素にしたスープにこんにゃく麺を入れたラーメン風。

 うまかったよ(^-^)コノシロもきちんと処理して酢漬けにすればコハダのように食べられるよ。妻はくさみがあるとあまり好まないが、今回は少し食べたしね(^-^)