今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ちょっとだけできる男2

 まぁ、妻には迷惑ばかりかけているし、亭主元気で留守が良い式に夫を金を稼いでくる手段として考えた場合、まぁ、不良債権ではないかもしれないが・・・

 少なくとも、仕事は辞めていないから、多くはなくとも給料を得てきているから・・・

 ただ、不満不平も多いので、手間のかかる債権だろうね。しかして、妻という碇がなければ、流されるまま、どっかに行ってしまう船みたいなのが私だろうから、サラリーと引き替えに碇役をせざるを得ないのかもしれない。

 しかして、最近妻も本格的に働き始めたので、妻になだめすかしてもらって働きに出ているだけでは悪いなということになり、少し家事とかを手伝い始めた。

 ただ、今まで手間のかかる男がそこまでいきなりできるようになるわけではなく、限定的であるが。まぁ、下手に手を出すと妻の構築した良い手順を乱してしまうので、いやがられることも多く、選ばなければならない。喜ばれるのは、食器洗いをしたりとかかな。

 まぁ、よくある話だが、下手に手を出すより、どっか行っていてというパターンも多いので、だまって、一人で釣りに行っててくれた方がいいわということもあるのだが。

 ということで、ちょっとだけできる男の第二弾は・・・

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 黙って釣ってきたアジ9匹。結構短時間でこれだけ釣れたから、アジ爆釣と言えるし、釣り人スラングで言えば「アジ爆」ってやつで、これだけ黙って釣ってきて、機嫌がいいだけで、結構妻は助かるらしい。

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 知っている人は限定的かもしれないが、釣りたては刺身にすると、死後硬直みたいなもので、硬くて美味しくない。だから、釣りたてってのは火を通すに限る。となると、アジフライなんてどうよと揚げる。

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 ちっちゃいけど、釣りたてのアジのフライは、自分で食べたってフワフワでとても美味しい。妻もかなり喜んでくれた。これって買ったアジでは得られない感覚だから貴重だろう。

  不平不満が多い私が釣って機嫌が良くうまいものを作るのだから、妻は結構それがよかったようで、これはこれで、ちょっとだけできる男か。そう、中年の男がそんなにすぐには変われない。せめても、手間をかけさせすぎないように心配りしよう。釣れて良かった・・・(^-^)