さて、昨日まで千葉県は房総半島の外房、九十九里町あたりを旅してきたわけだが、そこまで行ったら、何か水産物・・・鮮魚を買いたいと思っていた。
まぁ、本当であれば釣りたいということになろうが、こう寒いと、釣れない。釣れるかもしれないが、寒さの中じっと耐えて数匹というのでは、せっかくリゾートホテルに泊まっても安楽感が削がれてしまうから、釣りはせずに、鮮魚を買って帰ろうよと、泊まった翌日、九十九里町の漁協の直売所に朝から出かけた。漁協の直売所となるとその比の水揚げを並べるだろうから早く行かねばなくなってしまうし、それこそ前泊した甲斐ありということで開店まもないところで行ってみた次第。
まぁ、釣りでも大量に釣れるときは釣れる、シコイワシ・・・外房方面ではセグロイワシと言うが・・・が大量に水揚げされていて、1㎏400円だったので1kgはきちんと買った。九十九里と言えばイワシだものね。シコイワシは自分らでもたくさん釣ると煮付けにすると本当にうまいので、喜んで買った次第。
まぁ、でも、ここでも写真に出すことがあるが、釣りをしていて調子が良いときはこれくらい釣れてしまうのがシコイワシなんだよね。だから、美味しいことも知っているし捌き方も詳しいので安心感があるが、新鮮味はない。まぁ、今までかなり釣れた時はこんな感じになるからね。
これらは圧力鍋できっちり煮付けにしてもらいました・・・妻の得意料理。捌くのは私と妻でわっせわっせやったけどね。
ただ、シコイワシって、なんとなく魚っぽい紡錘形の感覚が少ない。せっかく漁港近くの直売所に行ったのだから紡錘形感が強めの魚を買いたしと・・・
キンメダイを買ってきました。外房だとキンメダイも名物だよね。
これは銚子に行って買ったりしたこともあるし、千倉の方でも買ったことがある。
結構高級魚だし美味しいので、結構お得に買えたのでなにより。
今までは、出刃包丁がなかったので、捌くのが結構大変だった次第だが今回は出刃包丁があるので、かなり楽だった。やはり、道具は重要だなと感じた次第。頭を兜割りとかしているのだけれども出刃がないときついよね。
せっかく刺身で食べられる鮮度の高いものが手に入ったので、半身は刺身におろして、皮を炙ってみた。以前は湯霜ということで、熱湯をかけてみたけど、皮の硬さが克服できず食べにくかったが、今はバーナーがあるので、思う存分炙ってみたら美味しく食べられた。そう、皮ぎしがうまいのに皮を引いてしまっては台無しだが、皮は熱を加えねば硬くて食べにくいというのがキンメダイの特徴なので、バーナーがあると本当に良かった。出刃もそうだけどバーナーもあるといい。ここでも道具って本当に重要だねと感じた次第。
刺身にする反対側の身は中骨も残して、割った兜と一緒に煮付けた次第。キンメダイの煮付けは、まぁ、間違いなく絶品だよね。美味しかった。
ということで、九十九里町の漁協の直売所で鮮魚を購入して捌いて美味しく頂いた次第。