今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ネットワーク型のゲームの弊害について

 さて、今じゃ当たり前にネットワーク型のゲームに興じる人は多かろう。インターネットを介したネットワークでつながって共同してゲームをするシステム。オンラインゲームとかとも称されよう。インターネット草創期からネットに触れていた私としては、汎用PCとか家庭用ゲーム機とかでかように簡単にネットワーク型のゲームに興じることができるようになったのは隔世の感を否めない。それだけ高速インターネット環境、ブロードバンドが普及したということだろう。

 

 私は正直言って今はそこまでゲームはしない。

 生涯していないというわけではない。30歳くらいまではゲームセンターがなければ生きていけないと思うくらいにゲームセンターに通っていたものだ。なぜゲームセンターかと言うと、幼少時は親は害悪があるものとしてゲーム機を買ってもらえなかったから、親の目を盗むがごとくゲームセンターに通ったことの経験が尾を引いていたのだろう。

 それが30過ぎたある時、ぱたっとそのゲーム欲がなくなった。ゲームセンターにも行かなくなった。そして今に至る。結婚したからかなぁ・・・

 

 お子さんがゲームばかりしていてとお悩みの親御さんたち、大丈夫ですよ・・・そのうち飽きますから・・・30過ぎた人生のうまくいかなさをはかなむ愚痴っぽい人になればきっと(^-^;

 

 

 さて、ネットワーク型のゲームの話に戻ると、これはなかなかに面白い。今じゃそっちの方が主流かも知れないが、昔はスタンドアローン型とも言うべきゲームが主流。ゲームプログラマーが描いた世界の中をプレイするということで、まぁ、ゲームのプログラムと向き合ってその手の内で操作すると言うこと。それでも十分に面白いんだけどね。今の若い人には分からないかもしれないが、インベーダーゲーム。これだって出た時には行列ができるくらい面白かったのだから。

 

 ただ、ネットワーク型のゲームはそれを上回るわけだよね。人と人がゲームという舞台で対戦したり共同プレイをしたりする。これはプログラムの手の内という制約を超えて複雑性が生まれて面白いのだ。

 古来、人と人との関係におけるゲームの面白さってのは知られていて、だからこそ、囲碁とか将棋とか成り立ってきたんだよね。碁会所とかあるのはその証左。人が集まってゲームをする面白さはスタンドアローン型のゲームの比じゃない。

 

 ゲーセンゲーマーだった私もネットワーク型ゲームの面白さにはまりまくった時期がある。

 クイズマジックアカデミーというゲームにね。ここでもたくさん語っている。

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 2004年くらいの話だから、かなり昔だけど、前述の30過ぎたあたりってのとだいたい時期が合う。

 これはクイズゲームなんだけど、10人くらいの複数のグループがネット上で組み上がり、対戦して、勝つとスコアが上がっていってランクが上がるというシステム。

 

 このために、朝早起きしてゲーセンに行って、スコアをためたりしてえらくはまったものだ。朝のうちの方が強い人が来ていないからスコアがためやすいということなんだけどね。ある時、すごく頭にきてするのをやめた。そして、ゲームセンターに行くのもやめた、それくらい衝撃的なことだったんだ。

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 まぁ、やめた経緯はこれを読んでいただきたいが、まぁ、ネットワークゲーム暑くなりすぎてしまう弊害がある。まぁ、西部劇でもポーカーとかでも熱くなりすぎて打ち合いになったりするよね。お金がかかっているからということもあるが、ポイントとかでもいいのだが、対人型のゲームは熱くなりすぎることが弊害としてある。

 

 なぜ今、それをつらつら語っているかというと・・・ネットワークゲームに熱くなりすぎたから。

 金曜日、疲れて帰ってくるわけですよ。週日ずーっと分のストレスを抱えてね。

 コロナ禍緊急事態宣言の今、週末を迎えても、何ができるのか考えるのが面倒なくらい。釣りも行きにくいし(コロナ禍でのブームで混みまくっていてね)、週末の楽しみの外食だってリスクを考えると二の足踏むし、温泉だって長く行っていないよ。

 それで、まぁ、釣れなくなった冬用に買ってある任天堂Switch(家庭用ゲーム)でネットワーク対戦をしていたら、もう、頭来ちゃってね。

 そもそも、疲れていて集中力がないところで、勝てる見込みが薄いところで、でもやりたいからやり続けてどんどん負けていって頭に来るという対戦型ゲームへの熱くなりすぎの典型みたいな感じでね。

 疲れた。

  これがネットワークゲームの弊害。ネットワークゲームは対人型ゲームがオンラインでできるという最大のメリットがあるが、熱くなりすぎて疲れる、頭に来るという副作用もあるということか。