今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

釣り場の先行者優先の原則にも限界があろう

 釣り場の不文律として先行者優先の原則というものがあると思っている。釣り場には先に来た人が優先され、先行者の邪魔をするような釣り場への割り込みは控えるべきという原則。有料の釣り公園でもそれは謳われていることである。

 これは結構長く釣りを続けてきた私としても不文律として存在して不合理じゃないし、尊重すべきだなと思ってきて釣りを続けてきた。だから、先行者にあいさつして入るということをなるべくしている。

 ただ、コロナ禍ゆえのにわかブームで、その不文律を知らないか、知っても無視しているのか、無礼な初心者系釣り人が増えてきた。

 

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  かように語っているのもそれゆえだ。挨拶もせずに割り込み邪魔してくるという若者たちの無礼に私も妻も頭にきていると言うこと。

 

 さて、先日、釣り場に行き、混んでいたが数メートルの空きを見つけて、隣の一位に目礼をして入った。その時は特に広義もなかったので、竿受けをセットし始めると隣から「邪魔なんだよ」という旨の言葉を。きちんと目を見て言われたわけでもない。

 こちらも長くやっていて、竿一本出すすき間としては妥当思ったからこそ目礼とは言え視線を送って作業を始めてからの無礼な振る舞い。

 

 隣が投げる釣りをしていたから邪魔だという言い回しになったのだろうが、投げてもこちらに干渉しない釣り方もあったろうに。言い方も乱暴に過ぎるし、集団で釣り場を占拠している一人だったから強気だったのだろう。

 

 釣り人ではない、単なる散歩人達がそのすき間に入って海を見ていた時も同じように無礼に声かけをしたようで飛び退いていたので、あぁ、またかと思った次第。

 

 衆を頼んだ暴力的な占拠。これは、どこの釣り場でもあることなのだが、釣り場先行者優先の原則の限界としてあるのだろう。そういうことをしてはいけないと思う次第。