今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

五島うどんを初めて食した ~富と庶民の交錯する橫浜中央卸売市場本場周辺にて~

 最近よく行く横浜中央卸売市場本場。横浜駅からもほど近いところであるが、市場が最初にあったからそこに市場はあるが、市場周りにはアッパークラスのためのタワーマンションが立ち並ぶという、市場という庶民的物流拠点と富裕層の街が交錯する不思議な地帯になっている。

 次の写真などはそれが分かるかもしれないね。

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 つた金って見えるのは、出川哲朗氏の実家だよね。ここでよく海苔を買います。ついでに出川さんグッズも売っているので買ってみたりしたこともあります。

 左の伝説のチーズケーキって、つま正という市場のつまもの屋さんの関連会社のチーズケーキだけど、これはかなりうまいので、かなり気合いの入った時に買う勝負ケーキだったりします。

 その後ろに、でっかいタワマンが見えますよね。このへんの下はまた、なんかセレブな感じが広がっていますよ。なんか市場の騒然とした感じとは違って、なんかお金持ちそうな子どもたちとその親が公園でくつろぐみたいな感じかな。ま、そんな感じ。

 さて、こんな風景が見える中・・私たちが向かったのは・・・

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 五島うどんを食べるため。

 五島うどんって?という話はあるのだが・・日本の3大うどん、もしくは、5大うどんの中に入るものらしい。ナンバーワン、ツー、トップツーは決まっていて、香川の讃岐うどんと秋田の稲庭うどん。3つめが意見が分かれているが有力候補としてこの長崎の五島うどんが出てくる。もしくは群馬の水沢うどんということらしい。あと、富山の氷見うどんを含めて5大うどんと称したりもするらしい。

 この五島うどんは江戸時代には中国に開港していた長崎らしく、中国麺の影響を受けているようで、椿油で練ったりしているようで、この細くコシがある食感となっているらしい。この細いながらもコシがあるという、うどんはなかなか他に類を見ないのではないかな。妻もえらく気に入っていたし。そこにアゴ出汁の冷や汁での冷やは一級品と言える。これはうまいなと思った次第。500円だった(日曜日だったので少し高い)。

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 後ろにつま正の建物が見えるけど、この つるや さん、市場の食堂としては新顔だけど、なかなかに本格的な五島うどんを食べさせてくれて、よきところでしたよ。

 うまかった。