今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

でかい落ちハゼで仙台雑煮を作ってみたよ

 さて、釣り納めと言うことで、昨年末に大きなハゼを釣っておいた。

 釣れたところでやめる。これが大人な釣り。

 釣りを始めた頃は、釣れるまで"帰れまテン"と言わんがごとく、それこそ大晦日まで釣りをしていたりしたが、これは苦しい。そもそも、厳冬期に入ってくる年末年始は釣れないのだから。寒くなってきたなぁ、釣れなくなったなぁという年末は、年末休みに入ってさっと釣れたらやめるに限る。それが大人。ま、いい加減中年になってから始めた釣りだからそんなこと言うのも矛盾を包含するかも知れぬが、実際、そう。

 だから、クリスマスが過ぎたあたりで、落ちハゼが釣れたところで釣り納めにしようかと思ったんだ。

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 ハゼは冷蔵保存で1週間程度は保つので、大晦日のハゼ天の材料はできたぞと、これで釣り納めだと語ったわけだが・・・結構大きな

 私は29日から休みだったわけだが、29日は早速に遠くに出かけるつもりだったがそれが予定外の諸事情あり流れてしまい、しかたない・・・釣りにでも行くかと釣りに行ったら、かなり大きな落ちハゼが釣れた。

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 こういう語りになったわけだが、先の語りで雑煮の出汁にするのもいいのではという旨のコメントも頂いていたので、予想外のこのデカハゼはお雑煮の出汁にしようかと。

 ハゼの焼き干しを雑煮の出汁にするのは宮城県は仙台の雑煮が有名であり、私も仙台で青春時代を過ごしたのだが、仙台では雑煮は食べなかった(実家に帰省していたりしたので)のであるが、昨年、チャレンジしてみたりしていた。

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 前回は冷凍庫に長期保存しておいた標準的な大きさのハゼを使ったが、今回は釣れたばかりのハゼを焼き干しにするところから3日間程度でやってみようと。

tsurinews.jp

 こちらを参考に作ってみた次第。内臓と鱗を取ったらまずは24時間冷蔵庫で乾燥。そして、10分くらい弱火でグリルで焼いて、また、24時間冷蔵庫で乾燥という時間はかかるが手間がかからぬ方式。内臓はラジオペンチで口から抜いてみるということに初めて挑戦してみた。きれいに頭が残るので、飾りとしてハゼを使える次第。

 30日には捌いて31日まで冷蔵庫乾燥、31日に焼いて、元旦まで乾燥。これで焼き干しはできあがるのだが、仙台雑煮のために出汁を取るのに一晩昆布と一緒に水につけておく必要があるらしい。となると・・・元旦に仙台雑煮を食べるのはあきらめて、鶏肉で雑煮を作った次第。昨日語った感じだね。

 

 それで、今日・・・

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 デカハゼががっちり戻っていますね♪いい出汁も出ているでしょう。

 塩と醤油で味付けし、妻に千切りしてもらった大根と人参を一回茹でてから凍らすという凍み野菜をつくっておいたりしてね。

 次の記事を参考にした。

www.maff.go.jp

 農林水産省がまとめているんだね。

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 凍り豆腐も入れたりして、たまたま一つ残っていたからラッキーということで。

 凍り豆腐とか凍み野菜とか、確かに、冬の落ちハゼは大きいし、そういう意味では北国の仙台らしい料理だよねとか、仙台にゆかりがあった者として離れて何十年もしてから気づいて新鮮だったりして。

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 ハゼは姿のままでーんと載せたりするんだけど、少し味を載せたくて、しょうゆ味を付けたあとに突っ込んだので、分解しちゃったけど、えらいおいしいよ。

 でかハゼだと身も多くてよい。骨には注意。ハゼの骨はかなり硬くて普通は食べられないのでね。

 

 妻にも大好評で良かった次第。