今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

歯がなくなった

 昨日歯が欠けた。

 日曜の夕方に歯が欠けるなんて、日曜ブルーに拍車をかけまくりでどん底感があったんだが、仕方なく今日歯医者に行った。

 予想以上にひどくて、根幹くらいまで齲歯だったようで、神経取っている歯だったから痛くはないのだが、どうやらボロボロのようで、出ている部分はほとんど除去された次第。レントゲン撮って、削り取って、消毒されたわけだが、出ている部分がほぼなくなって歯がなくなった感強し。

 どん底感が強くなってきた。

 仮のかぶせものがされているが、固まるまで、1時間くらいは食べないようにと言われ・・その後も治療が終わるまでそっちの歯であまり硬いものを食べないようにねとか・・・よよよ・・と家に帰り、歯がなくなった。1時間食べられないってと妻に言うと・・・

 妻はなんか爆笑。弱っている私を見るとなんかうれしいようだ。あれやこれや取り出してきて、これなら食べれる?とか。

f:id:small_editor:20221024191008j:image

 うれしそうに出してくる。何かのためにと買っておいたのが役に立ちそうだ。

 お腹は減っているが、食べない方が良いようなので、風呂にでも入るかと長風呂を決め込んだら、鼻の下をカミソリで切ってしまった。

f:id:small_editor:20221024191016j:image

 血で湯船を汚してもよくないので妻に絆創膏を貼ってもらい、この姿に妻また爆笑。

 

 まぁ、こうやって加齢に伴い歯もなくなっていくんだろうなぁと人生を思う。妻もそれは分かっていて明るく爆笑してくれているようだ。我が親とかにはなんで虫歯になったとか叱咤されてきた私だから、妻の明るさには救われる。正直、目が悪く鳴ったことを言えなかったものなぁ、怒られると思ってさ。眼鏡もなくがんばってきたが大学の講義が大講堂で見えづらかったから親に告白したこともある。

 

 それにしても寂しいね、加齢に伴い肥満や歯をなくしていきながらもなにか立身出世したりしてバランスをとっていくのに、そんないいことはまったくないのに、加齢は私の歯を容赦なく奪っていく。

 

 ま、歯がなくなっても、鼻の下に傷を作っても妻が喜んでいるからいいか・・・な。