今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

落ちハゼを釣るのは忍耐の釣り

 寒くなってきた。陽が当たる時間帯は小春日和みたいにはなろうが、気温は寒く、冬の様相には変わりない。

 水温は気温よりも下がるのは遅れるわけだが、最近、釣れなくなってきているのは水温が下がって魚の活性が下がっているからだろう。

 

 今日は釣りどころではなく、朝から重要な用事が立て込んでいて、釣りはできぬかなぁと思っていたが、日暮れ時から時間が空いたので、たまらず釣りに出かける。

 ほんの少し前までは、たくさん釣れて私を勇気づけてくれていたハゼも、寒くなると共に釣れなくなってきている。

 

 寒くなると共に、だんだん、ハゼは川でも下流に来ると言われている。いわゆる落ちハゼというものだが・・そして、海に出て行ったりするらしい。だから寒さと共に、海の方で釣ったりするわけだが・・・

 落ちハゼは大きいとも言われる。そう、成長して大きくなっているわけだが。

 

 ハゼ釣りの魅力、それはエサを入れると貪欲にひったくるように食べてきて、グイグイ引っ張るところなんだが、落ちハゼになると活性も低いので、もそもそ食べるようで、ひったくるような魚信はあまりない。

 

 だから、じーっとエサを置いて待っている。くわえ込んで飲み込んだりした時に始めて分かる魚信も多いくらいだ。だから、釣りとしては忍耐の釣り。

 そもそも落ちハゼが釣れる頃は寒いから、寒さに耐えながらの忍耐の釣り。動かして誘おうにも、それに乗ってくるほど活性は高くないのだから。

 今日は粘って、私が3匹、妻が1匹という釣果。妻がエサだけとられた場所を執念深くエサを落として最後に釣れたのが一番上の、かなり大きいデカハゼ。

 これで帰れると思った次第。

 

 今日は土曜日、以前釣っていたハゼと合わせて、天ぷらにしてフィッシュ&チップスになった次第。飲みのつまみやね(^-^)