今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

アルコールを入れるスプレーボトルを探して右往左往

昨今の物価高騰は、うだつの上がらぬまま50代に至った私としては、心情的に許し難きものがある。幼少期からうさぎと亀の逸話の如く、真面目にやっていればいいことあるよと教え込まれていたが、不況が遷延し、より上の世代より割を食っているなと感じるばかりで、ITバブルも関係なき場所にいてその恩恵もなくとかなると、今さら、かねてより夏の風物詩として愛食してきたうなぎも稚魚不足で値上げでとかなってくると、ややも、はいそうですかと言う気にはならぬ。

 

今回も浜松に旅したので、せっかくだから鰻でもと思うに、いつもうなぎ弁当を買っていたところも上で4,000円とかなるとなんともはや。最後にそこでうなぎ弁当を食べたのが数年前で3千円程度だったことを思うに、その値上げ率を考えると買う気にならず、こうなれば原材料に近い養鰻場での白焼きの仕入れに至ったわけだが。

 

白焼きも日本酒をスプレー掛けしてから焼いてくださいとのことだったのでスプレーを探しに行った。そして、日本酒も。

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日本酒はともあれ、スプレーボトルは悩んだ。100均であると踏んであったんだが、一般的なスプレーボトルは化粧品用。アルコール入れないでくださいと。

アルコールを入れねばなんともならぬではないかと、妻と共に探し回って…

f:id:small_editor:20230726004209j:imageありましたよ。消毒用アルコールを入れるためのスプレーボトルが。

これで白焼きに日本酒をかけて美味しくいただけたわけだが。

 やはり新鮮な鰻なれど、川魚ゆえ、ある程度日本酒をかけねばくさみもあろうし、ふっくらとも焼けないということだろうか。

 

冒頭の愚痴ではないけれど、高くなった鰻をそれでも安く食べようと原材料に近い白焼きにしても、それなりに食べるまでの苦労があったという次第で。