今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

中年の私にはとても奥深く感じた、山梨県の銘菓

 まぁ、今回は甲州を旅してきた。甲州とは甲斐国、すなわち、山梨県

 山梨県は我が地元 神奈川県とも隣接し、また、東京都も隣接しているので、距離的には近いように思われるが、険しい山岳で阻まれていてなかなか往来がしにくいということでなかなか行けない場所だ。

 私自身、北関東たる茨城県群馬県、埼玉県、栃木県は結構旅していることはここでもよく語っているところだが、それに比して、山梨県は比較的いけていない。やはり、阻む山岳が他よりも大きいのかなとか地理的要件が大きかろう。

 そうなると、その経験値が少ないことから行ってみて、これはなんだろう?というものに出会えて新鮮だったりする。

 その一つがこれ。

 澤田屋という菓子処が作っている「くろ玉」というお菓子。

甲斐銘菓とのことだし、色々なお土産物屋でも置いてあったりしたので、是非に食べてみたいと思った次第。

箱は、風林火山を始め、色々なフレーズが書いてあるが、甲州を旅して武田信玄推し感が非常に感じられたが、それを表した箱になっている。

 一個一個、プラケースで個包装されていて厳重だなぁという感じ。

 チョコレートっぽく見えるが、外側は柔らかい黒糖羊羹のコーティング。

割るとエンドウ豆で作ったあんこ玉なので緑っぽい。味は甘すぎず、なんというか独特な味わい。

なかなか、他で食べられないなぁという感じ。正直、若者受けするものではないだろう。しかし、中年の私ら夫婦みたいなのには奥深い味と感じられよう。

 

往来が不便な内陸の地で独特な文化が醸成されているな、奥深いな山梨県はと思った次第。