今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

映画に触発されてハムフライを買ってきた

 映画「私をくいとめて」を見た。

 まぁ、ひょんなことで朝ドラ「あまちゃん」を思い出し、妻と話しているうちに、あまちゃん で共演していた のん さんと橋本愛さんが久々に共演した映画がそれで、それが動画配信サービスで見られることがわかり見たんだよね。妻も一緒に見てくれた。

 

ja.m.wikipedia.org

 まぁこんな映画だというのはWikipediaの通りなんだが、史上最年少の芥川賞作家の綿谷りささんの近年の作品が原作。

 のんさんの綺麗さと共に目が離せなくなる展開ではあったが、この主人公は精神疾患なのか?とか思うような幻想的な話でもあり、なかなか奇妙な物語だったんだが、面白くないわけでもない。徹底的に叙情的な物語だろう。

 そんな理解ができたのは、私が綿谷さんの受賞作の「蹴りたい背中」を買って読んだことがあったからだ。正直叙情的に過ぎる、でも若い女性にしか描けない感性だなと感じたからだ。

 あまり受賞作だからと買ってまで読むことがない私が、買ってまで読んだのは、史上最年少芥川賞作家の作品に興味を持ったことはもちろんだが、当時非常話題になっていたのが綿谷さん自身非常に美少女のルックスだったことも影響がないと言ったら嘘になろう。

 

 まぁ、妻は観終わって「好きな美人女性作家の映画が見れてよかったね」と語っていた言葉に、夫が美人作家に「ほの字」になっていたことへの複雑な思いを感じるところだが、独身時代のことゆえ許してもらおう。

 

 さて、映画の中で主人公が年下の男性から下町の肉屋のコロッケをご馳走してもらって大変嬉しそうだったのが印象深かった。

それでなんかとても食べたくなって肉屋に行った。コロッケが売り切れていたからハムフライを買った。

 

妻は大変喜んでくれて、小躍りしていた。それは良かった。

別にすごく面白い映画でもなかったけど、こういう生活のアクセントを与えてくれた意味で良かったんだろうな。