今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

読書論

「熱球」(重松清著)読了

旧知の友人から、重松清の小説を勧められたので、図書館にあったこれを読んだ。とてもよかった。本当によかった。昨日読み始めて今日読了。もちろん本ばかり読んでいるわけではなく、仕事をして、運動してその合間に読んでいたのだから、このスピードはちょ…

「ずっと彼女がいないあなたへ」を読んでいる

「ずっと彼女がいないあなたへ」(諸富祥彦、WAVE出版)を読んでいる。書名の軽薄さからは、浮ついたハウツー本を想像するが、そんなことはないのだ。 そもそも、この著者は千葉大の教育学部の助教授であり、心理学者。この著者のほかの著書を読んでいたので…

「三本の矢」上・下(榊東行著、早川書房)読了

私の中の小説を読もうムーブメントは継続していて・・・ここ2週間ほどは「三本の矢」上・下(榊東行著、早川書房)を読みふけっていたのだ。図書館で借りられたからね。少し前に現役官僚が書いた小説ということで話題を呼んだ本だが、なるほど、読み応えの…

生きてるって実は一生懸命なんだよね

いやね・・・「スナーク狩り」にしても「ユニット」にしても、なんかとても一生懸命生きている人たちを描いていた。 これらを読む人は、なんでそんなに一生懸命なの?もっと楽に行こうよと思うかもしれない。まったりとかいうのが最近の流行だからなおさらか…

もてもて主人公の小説を2つ読了

私の小説読書強化キャンペーンはいまだ続いていて・・・ 宮部みゆき「スナーク狩り」と佐々木譲「ユニット」を読了。これで、図書館から借りていた小説が切れたので、また行かねばならない。 この両書、別に筋を知って借りたわけでもないのだが、どちらも犯…

「くろふね」(佐々木譲著) 読了

小説読書強化に努めている最近・・・今回は「くろふね」(佐々木譲 著)を読了した。 色々考えさせられた。組織とは?個人とは?家とは?人生とは? 佐々木譲さんの小説は、そう、その点をいつも考えさせられるし、だからこそ、僕はとても彼のファンなのだ。…

「蹴りたい背中」を読了

本当に最近、小説を読まなくなった。 それは、やはり、こういう文章書きにしてはまずかろうし・・余裕のない証拠だということで、小説を最近努めて読むように心がけ始めたわけだ。ゴールデンウィークくらいからね。 ということで、かの、19歳で芥川賞受賞…

ちょっと読んだ本で

ちょっと読んだ本で・・・図書館行ったんだけどね・・・書名は忘れたものの。 全てをパソコンでやろうと思うのではなく、従来の方法と併用が効率的だとの旨の記述があり・・・パソコンはあくまで手段・道具であるという論が展開されていて・・なるほどと思っ…

絵本を読む

最近、ある絵本を読んでいる。 「せなかが かゆいの」(浅沼とおる/鈴木出版)2003年8月20日の一語りでも言及した本だが・・・とうとう読んでいる。 なんかとても面白い。 言葉を連ねて語るのはある意味簡単だ。ここでの語りもかなり言葉数は多い。 絵本は言…

ひさびさに本を読んでの感想ー「個人ホームページのカリスマ」(講談社、金田善裕)

まぁ、いつも書き続けていることだが、やはり本を読む時間があまりない・・・本を読むより映画、テレビ・・・そんなことをしているうちに、寝る時間になってしまう。そう、この一語りも書かねばならないからね。読むとしても、自分の研究書ということになる…