土曜日は楽しみなことがある。それは、NHK、朝の連続テレビ小説が一週間の締めとしていい感じのストーリーを見せてくれることが期待できることだ。
NHKの朝ドラは、一話15分完結なわけだが、放映は月曜日から土曜日まで、日曜日一日開いてまた月曜日からという放映のため、一週間6話をひとくくりにして、土曜日の話をまとめに持ってくる傾向があるように思われる。それで、一週間の話のまとめとしていい感じのストーリーが土曜日に来ることが多いのであるから、楽しみなわけで。
そして、今放映されている「ちりとてちん」は非常に面白いドラマである。今までも何度も語らせてもらってきているが。今日の一語り: 朝ドラに見る格差社会、でも、私はB子的なる人が好きで語り初めて、今日の一語り: 仕事納めの日、NHK朝ドラ"ちりとてちん"も仕舞いか、今日の一語り: 最近のテレビはコンプレックスがあるから面白いぞ、今日の一語り: 朝ドラ「ちりとてちん」がマジ面白いぞと語ってきているが、今日の話は特によかった。
今週のストーリーは死という重いテーマを真っ正面から受け止めながら、泣き笑い的なストーリーになっている。そこがいい。
人の人生、一生懸命生きるからこそおかしくも悲しい、そのようなストーリーはとても真に迫っていて泣けてくるのだ。実際、今日の話含めて今週のストーリーは何度も泣けている。
泣き笑い的なストーリーはとても感動的で、泣けてくるので、そういうのが好きだと言ってしまうのもなんだが、例えば、今日の一語り: 炭坑とダンスなどでも、映画に関して泣き笑いのストーリーだからこそいいのだという評を私が書いているところを見ると、やはり、私にとって泣き笑いのストーリーは心動かされるものなのだろう。
こういう感動を15分という短い時間の間に与えてくれる土曜日の朝の朝ドラ視聴はほかに代え難い楽しみになっているわけで。