今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

私が喫茶店に行き始めたら何かをしている 〜合格、それは人生の一里塚〜

 私はつい先日、2月の初めくらいから、喫茶店やらファミレスやらで勉強しているんだということをここでもかなり語っていたと思う。
 自分でカウントしてみたら・・・こんなにもあった。

僕がドトールに行く時 - 今日の一語り(はてな Ver.)
http://d.hatena.ne.jp/small_editor/20110201/1296553148

大人になるってのはこういうことだよ - 今日の一語り(はてな Ver.)
http://d.hatena.ne.jp/small_editor/20110202/1296641151

敢えてのマンゴーフラペチーノ - 今日の一語り(はてな Ver.)
http://d.hatena.ne.jp/small_editor/20110212/1297520878

茶店に入れないなんて・・・ - 今日の一語り(はてな Ver.)
http://d.hatena.ne.jp/small_editor/20110213/1297606076

念願のコメダにて勉強 - 今日の一語り(はてな Ver.)
http://d.hatena.ne.jp/small_editor/20110216/1297857294

今日はファミレスで勉強 - 今日の一語り(はてな Ver.)
http://d.hatena.ne.jp/small_editor/20110217/1297946311

 これらの語りを要約すると、ドトールに行くのは勉強しに行くことで、勉強するために喫茶店代というコストをかけるのは大人だなぁとか言ってはみるものの、平気で私より若い人たちがばりばりいらっしゃるのを見て、自分は貧乏人だと思ってみたり、かと思えば、スターバックスで勉強してみたことに贅沢さを感じてみたりしつつ、コメダコーヒ−に入れなくて怒っていたり、リベンジでコメダに行き、ファミレスで勉強したり・・・といったところか。

 なにをしているんだろう?と思われた方も多かったかもしれないし、実際、コメントにて「何の勉強を?」という質問もいただいた。ある資格試験なのですが・・・というお答えを差し上げたところですが。

 思えば、30代後半にもなって何を勉強を?というのは自分でもそう思う。

 しかも、妻も、喫茶店・ファミレスでの勉強に付き合わされて、いい加減終わってくれと思っていたのは言わずもがなでわかっていたところでもあった。

 一昨日の一語りで、祝杯を挙げた話を語りましたが、それはとりもなおさずこの勉強の成果が成功裡に終わったことの表れだったのです。

 実は甲種危険物取扱者という資格試験を目指してがんばっていたのが、この勉強の過程でありまして、先日合格発表がありまして、受かっていたという次第。

 これは本当にうれしかった。

 危険物取扱者には甲種・乙種・丙種という3種があるが、甲種はすべての危険物を取り扱える最上位で最難関である資格であることから、その資格を得られたといううれしさが第一義的にあるのはもちろんでありますが・・・それ以上に受かることができたと言うこと自体が自分の人生的に大きな事と思える次第で。

 というのも、大人≒社会人 になってからは、いろいろな知識を持っていたって、すごいねなんてほめられることはほとんどないわけですよね。知ってて当たり前、いや、すごいと思われているかもしれないことであったってライバルだったらすごいなんて言わないわけで。
 となると、すごいねなんて言ってくれるのは、自分の最大の理解者たる妻のような存在くらいしかあり得なかったりするわけですよね。もしくは、クイズ番組に出て優勝するくらいであれば、すごいねってことになるわけでしょうが・・・実際、クイズの達人で優勝している知人もいますが・・・まぁ、それくらいになればともあれ、いくら知識を吸収したからといってほめてもらえることもないのが一般的。
 そうなると、なんかむなしくて・・・っていうのが人情ではないでしょうか。まぁ、学校を卒業するまでですかね・・・卒業まで知識を蓄えて偉いねって言ってもらえるのは。

 でも、資格試験って、その対象範囲について一定の知識があることを証してくれるわけですよね、合格することによって。

 だから、合格することが本当にうれしいわけです。これが真のうれしさ。

 資格を取ることによって、利益につながることもあるのでしょうが、そうじゃないことの方が多いわけですが・・・それでも、人生の一里塚になるわけで、その足跡を残せるのが本当にうれしいわけです。うだつの上がらない中年男のわずかな救いとでも言えばいいでしょうか。

 それでも、今回取った甲種危険物取扱者となりますと、上位資格だけに覚える範囲も広いわけで、そしてこちとら30代後半で頭は弱ってきているわけで、かなり苦しいわけです。
 よって、喫茶店に行ってかように四苦八苦した次第で。

 どうやら、合格できたのは、かように私の自己実現というお金は食うけどお金にならぬことに付き合い、喫茶店なりファミレスに付き合ってくれた妻が、ともすれば勉強よりもiPod touchにてネットサーフィンなり、日記の更新に走りがちな私に「なんのためにお金かけてここにいるの、勉強なさい」と叱咤してくれて、何度も勉強に付き合ってくれたこと。また、喫茶店なりで勉強していることをここで報告した際に、応援のコメントをいただいた読者のみなさんのお力も大きいと思っています。

 ありがとうございました。
 
 私が自己満足したという以外は単なる一里塚なわけですから、また、次なる一里塚を見つけていこうかなっていうところでもあります。
 それが私の生きる道であったりします。

 それをやってなにしたいの?なんになるの?
 私の一番の理解者たる妻も往々にしてそう言っていますが、ま、それがあなたの励みになるんだったらと生暖かく見つめてくれています。

 私がまた喫茶店に行き始めたら、次なる一里塚を見つけているということですね(^-^)実は、もう見つけていたりもします。なかなか、その一里が行き着けなかったりしますが(^-^)

 生暖かく見守っていただけると幸いな次第です(^-^)


 だから、件の入試投稿をしてしまった予備校生には分かって欲しい。
 合格がしがない人生の救いになるのは、不正をしないでがんばって得た結果なのだから。
 不正をして合格点を取ったってなんの意味もないってことを分かって欲しい。