今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

横芝光町にてウメをもぐ

 昨年の7月19日には次のような語りをしている。青ウメ、大捜査線 - 今日の一語り(はてな Ver.)。要は、房総なりの直売所系統でウメを入手し損なって、買えなくなってしまい、北の地方から取り寄せたという話であったが、今年はなんとしても時期に購入しようと思っていた次第。せっかくだから、スーパーとかではなく、足繁く通ってきた愛する千葉県は房総で買いたいなと思っていた次第。ただ、先日を引っ越しをしてから、片付けをせざるを得ない状況でなかなかお出かけもできなかったし、なんて言いながらも片付けは妻がバリバリやってくれているような次第であるが、私も諸手続に奔走したりという忙しき日々を過ごしてきた。

 今日、土曜日、まだまだやることは多けれど、房総に行こうと、ほぼ1ヶ月弱の期間をおいての房総行きを決行。しかして、かなりのノープラン。計画を立てているいとまなしであったため。

 毎号愛読している(といっても、6月号は買えていなかった)、房総情報誌のぐるっと千葉のサイトを見ると、房総半島は東の九十九里の方の横芝光町にて、ウメもぎ取り体験ができるという記事が目に入った。ウメを買うなら、摘む方が新鮮でいいではないかと向かってみた次第。しかして、横芝光町の坂田城跡梅林ということしかわからなかったため、横芝光町に行けばいいということは分かれど・・・という状況。
 まぁ、それでもいいかと行ってみた次第。
 坂田城跡があまりよく分からなかったのだが、坂田池公園というのが見つかったのでとりあえずそこに行ってみた、
 すると、作業服を着られた方がおられて受付の感じがあったため、お声をおかけすると・・・非常に驚いた様子。予約は?とのことであったため、直接来ましたと伝えると、どこで知ったのか?とまた驚かれている様子。
 ある意味、どこで集合か分からず来てしまっているのが奇跡的であったとも言える(家に帰ってからよくよくネットで調べてみると・・・「坂田の梅まるごと体験」のお知らせ 『横芝光町 情報』)にあるように、事前予約制であったようで、直接行ったのは例外的だったらしい。よって、驚くのも無理がないところ)。
 その意味で飛び入り参加の申し出をしてしまった次第であるが、快く受け入れてくれた次第。
 坂田池公園で受付はしているものの、坂田城跡の梅林はそこからかなり離れていたので移動し、そちらで、役場の方から地元のウメ農家さんに紹介され(ここで初めて観梅用ではなく、ウメを農作物として栽培している農家という概念を体感した次第)。役場の方からは、ウメの知識のパンフレットやウメのレシピを渡され、ペットボトルのお茶もいただいたりして、一籠分の1,000円の参加費を払ったとは言え、至れり尽くせりであった。

 城跡とは言うものの、今やあまり遺構はなく、緑深い丘になっているところに梅林があり、そこでウメをもがせてもらう。
 梅酒用にと伝えると大きいのを取るように示唆され、なるべく大きいのをもいでいく。
 もぐのは難しいことではないが、虫がブンブン飛んでいたりするので、都会育ちだとちょっときついかもしれないが。

 一籠いっぱいで、2〜3キログラムとのことなので、十分であるが、農家の方から加えて、梅干し用にと小さいものをもらったりしたので、非常にたくさんのウメをもらったことになる。
 青ウメでないと梅酒用に使えないが、梅干しには赤くなっているものでも使えると言うことで。
 ということで、妻に、梅干し作りということが課されたことになろうか(^-^)

 とてもたくさんのウメをいただき帰宅。
 それにしても、温かく迎えてくれた横芝光町の方々にはとても感謝したい。
 横芝光町九十九里の小さな町であるが、非常に温かい人の多いところと思った。
 神奈川から来たのだと言うと、遠くからわざわざと言っていただけて、なんかうれしかった。
 こちらこそ、ウメをもぐという非常に得がたき体験をさせてもらえて感謝であった。