今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

地ウイスキーというものを飲んだ

 ある戦いというか試合というかが終わったので、結果はよいものには出ないだろうが、一杯やりたいと思った次第。

 なんか、すごい混雑しているショッピングモールに敢えて行った。お酒を買いにね。キンミヤとかホッピーとか普通にビールとかであれば、近くのスーパーで買えるが、せっかくの解放感があるので、いいお酒が飲みたくてね。

 私はジャパニーズウイスキーが専門であるからして、特にニッカのウイスキーが好きなわけであるが、やはり高い。それだけ手間暇がかかっているのはわかるから納得だが、そこまで散財しては・・・と思っていたところで、見つけたのが、地ウイスキーというもの。

 そう言えば、以前、あるバーでイチローズ・モルトなどを飲んだことがあるが、地ウイスキーがそのまま売られているのは初めて見た次第。

 意外に安かったので買ってきてみた。

 笹の川酒造というところのチェリーというウイスキー。面白そうに見えたし、ジャパニーズウイスキーを専門と言いながら、地ウイスキーを飲んだことがないというのも専門としてはだめだなぁと感じたから。

 飲んでみたら、甘みも感じてなかなかに美味しかった。1000円程度でいただけるウイスキーとしてはなかなかいいんじゃないかなぁと。

 最近では家電量販店とかでも大規模にお酒を扱うようになってきて、こういう希少なウイスキーも一般消費者の手に届くようになってきたのはうれしいね。

笹の川酒造、ウィスキー免許取得の経緯
http://tanida.cognacfan.com/my_home_bar/kokowa_doko/98_12/Sasanokawa_Shuzou.html

 を見たりするに、日本酒の酒造会社が戦中の物資不足の中で米の調達に困って、地ウイスキーを作り始めたという歴史を思うに、趣深かった次第。

 また、宮城のお酒たる一の蔵を燗酒用に買ってきた。

 期せずして東北応援フェアみたいになったが、東北は第2の故郷であるからして、お酒で応援するのはいいではないかと思いつつ