今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

土用の丑の日に敢えてはずしの海鮮ものを

 日本人は、まぁ、結構やさしいし、思いやりもあるいい民族だと思うのだが、悪い風潮として流されやすいという部分があろうか。
 今日は土用の丑の日となると、なんか殺到するよね、うなぎに。
 ご存じの方も多いだろう。日本うなぎは、今やレッドリストに載る絶滅危惧種であり、養殖しようにも稚魚は輸入に頼ったりしているし、稚魚も減ってきているので、価格がとても高騰しているのだ。
 でも、今日は土用の丑の日であると宣伝されると、うなぎに殺到しているのを見かけた。

 それをよそ目に、私たち夫婦は 今年の5月に、浜松を旅している次第 - 今日の一語り(はてな Ver.) で語ったように、本場浜松にうなぎを食べに行ったゆえ、今日は流されなくていいのだ。一年に一度のうなぎはその時食べたのだという意識。

 魚屋さんで、うなぎに殺到しているのをよそ目に、帆立がの殻付きがとても安かったので、以前からやってみたかった、帆立の殻付きを買ってきて焼いてみた。

 フライパンに遠赤効果のある網を敷き、焼いてみる。バター醤油にて。
 かなりうまい。

 いやいや、うなぎをよそに、土曜に丑の日に敢えてのはずしの海鮮ものも結構いいものだ。