小学校で習った人が多いんじゃないだろうか。
群馬県の嬬恋村と言えばキャベツの大産地であると。
私も妻もそれはよく知っていたことである。
中年を迎えた今になると新しいことを覚えるようりも幼少時の記憶はしっかりしているかもしれないという現象は私にも例外ではないようで・・・
先の土曜日に衝動的に群馬旅をして、特にノープランで嬬恋村に行き着いた私たちとしては、キャベツは買っておくべきじゃないかと、キャベツを探し求めた次第。
最初に行った、鬼押し出し園の直売所では売り切れだったのかキャベツ直売の幟は出ているもののなかったので、嬬恋村のどこで売っているかなぁと、せっかくだから探し回った。
嬬恋村も、長野県の県境だけに広いのであるが、中心地近くに地元の農協の運営しているA・COOPというお店があったので入ったら案の定嬬恋産のキャベツがあったので、即購入。
その後、先に語った、嬬恋高原つつじの湯という日帰り温泉入浴施設に行ったら、そこにもキャベツがあったので買った次第。
そこで驚きの真実があったのである。
今、キャベツって高値で騒がれている。首都圏だと一玉300円近くするし、近所のスーパーで見てもそうである。
それが、温泉施設はキャベツ畑が広がる高原にある事もあってか、一玉100円、A・COOPで買ったものも少し大玉であったが地元嬬恋産で120円台。1/3から半値くらいで買えてしまったのである。
素晴らしい!!
そう言えば、嬬恋村に行くとは決めていなかった頃に、キャベツ高値で盗難発生ということがニュースで流れていたのを見た。
その意味で、すごく注目の場所に行ってしまったことになるが、まぁ、キャベツは大好きだしすごくうれしかったのは否めぬが、そもそも、目的の万座温泉には行き着けていないからして、成り行きの嬬恋村行きで、副次的に生じた大きなうれしきことということなんですがね。
不作と言えど産地では安い。しかして、その輸送コストや仲買業者の利益上乗せで、首都圏ではキャベツが高騰しているということ。それが実感された驚きの事実である。