今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

釣りと張り込みとあんパン

最近の生きがいである釣りであるが、釣りは基本的に暇である。
当たりがどんどんあって、どんどん釣れて、取り込みに忙しい。そんな時もないことはない。イワシ釣りが絶好調だとそんな感じだが、極めて稀。
基本的に、釣れないなぁと揺れぬ穂先を見つめ続けるのみ。
いつ来るかわからぬ当たりをじっと待つ。穂先が揺れないかじーっと見ている。

したことはないけど、刑事の張り込みみたいなもの。

今の刑事ドラマはもっとオシャレだけど、中年の私が幼き頃の太陽にほえろ!みたいな刑事もので張り込みの差し入れといえばあんパンと牛乳だったよね。

さて、明日は釣りだという昨夜、また釣れぬであろう張り込みのような釣りに備えて何を買い置いておこうかと妻と売り場を見ながら、

はい、あんパンを購入しました。妻は私がメロンパン好きだることからこれにしたらと言ってくれたが、私は大して好きでもないあんパンを手に取り、妻もあんこは好きではない方なのにあんパンを手に取り二人仲良く辛い張り込みのような釣りに備えてあんパンを買ったのでした。

予想通りあまり釣れないですが。少しは釣れる展開ながらあんパンを食べながら張り込み続けている次第です。