今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

妻がどっか行ってしまう番組

 ブルーレイディスクレコーダーというのは便利なもので、我が家でも導入して久しい。そもそもはVHSビデオさえなかった時代から生きている中年なものだから今のようにカセットの入れ替えも必要なく、録画時刻の指定も要らず、テレビに映る番組表から番組を選ぶだけで録画できてしまう手軽さは奇跡的にさえ思える。

 まぁ、消しながらもしくはブルーレイディスクに焼けばいいやとかさほど大きな容量のハードディスクドライブを搭載していない比較的安価な機種を導入したため、便利さゆえ録りまくっているとすぐ容量が足りなくなる。

  録った番組は後で見たくてなかなか消せないことも多いし、ブルーレイに焼こうとすると、時間がかかって焼かない。

 妻は妻で録りたい番組を取るし私も録りたい番組がある。それゆえ空き容量の取り合いになったりする。まぁ、互いになるべく早く見て削除するということで折り合いをつけているが・・・互いに、早く消してよという番組は出てくる。

 妻が見たくないもの・・・それは・・

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  と語ったが・・・そう、日曜日の一四時くらいにフジテレビ系列でやっている「ザ・ノンフィクション」という番組だ。

 で、僕は見たいから録っているのだが、だからといってこのノンフィクションの番組はブルーマンデー症状を助長するような日曜日の昼下がりに暗い現実を見るのはどいうもきつい。

 だから、ハードディスク容量を食っても、録っておいて見れそうなコンディションの時に見る。

  この番組は暗い気分になる現実も多いから、コンディションを選ぶのだ。

 妻は基本的に、テレビでまで暗い現実を見たくないから、見ないというスタイルを取り・・・

 この番組の主題歌・・・サンサーラが聞こえてくるとどっか行ってしまうことがほとんど。


中孝介 サンサーラ

 この曲である。私も今日はハナキンだからこの曲を聴いても大丈夫だが・・・日曜鬱がひどい時などは録画しておきながら、この曲は聴いたら仕事に行きたくなくなるので、聴きたくない。

 なんだか、好きでありながら見たいのか見たくないのか分からないのだが(^-^)私は独身時代からずーっと見ている番組で、自分がきついけど現実を直視したいタイプだから、録り続けているのだが(コンディションによっては見ずに消してしまう録画も多いが)。

 ただ、番組の追っている現実によっては、妻も一緒に見てくれることもある。「マキさんの老後」という女性の心を持った男性と男性の心を持った女性の夫婦の物語。これは妻も見てくれる。一緒に楽しめる。これはきつい現実だけれどもどこかこの二人、コミカルで、救いがあるから日曜の午後でも見れるかもしれない。

  ただそれ以外の物語の場合はたいていサンサーラが聞こえてくると妻はどこか行ってしまうし、私も気分がよくなければこの番組は見ない。

 そんな番組を録っているのだ。それで今日もブルーレイディスクレコーダーの容量は足りない(^-^)